グランツーリスモSの
MCシフトに比べて
ちょっとサウンドが大人しい
グランツーリスモスポーツ。
以前クアトロポルテスポーツGTSで
フロントマフラーとセンターマフラー
同時に交換した時の
失敗した経験を生かして
今回はフロントマフラーだけ交換。
セミオートマのMCシフトなのに
ちょっと大人しい音になっている
グラントゥーリズモスポーツの
排気音はどう変わったのか。
レポートしたいと思います！
チョイスしたのは
クアトロポルテの時と同じく
「ベルトッキ」の
フロントマフラー（触媒）。
担当メカニック氏曰はく、
いろいろなメーカーのマフラーを
交換してきたけれど
ベルトッキが一番溶接とかキレイで
つくりが丁寧な気がするとのこと。
で、代車を借りて一度自宅に帰り
マフラー交換が終わってから
クルマを引取りに行くと
担当メカニック氏からの
第一声は・・・
なんか、変速が滑らかに
なったような気がしますよ～
という感想。
たしかに自分で運転してみても
マフラー交換前よりいい感じで
1速⇒2速がスムーズな気がする。
排気の抜けが変わって
クラッチ切れた時の回転落ちが
変わって変速の感じも変わるのか？
エンブレも効きが弱くなってるし
排気効率が良くなっているんだろう。
パワーやトルク的には
抜けてしまってちょっと・・・
なんてことは別にないし、
だからと言って驚くほど速い！
なんてことも特にはない感じ。
では肝心なサウンド面は
どう変化があったか。
数日間乗ってみて
交換前との違いをインプレを。
①エンジン始動時
純正の時と比べて
エンジン始動一発目の
ファンっっ！
っていうバルブオープンでの
最初の始動音、
その後3～4秒たつと勝手に
バルブがとじてのアイドリング音。
どちらも音量的にはわずかに
気持ち大きくなったかなという感じ。
ほぼ変わらないと言っても
差支えないようなレベル。
アイドリングの時には音量を
あまり大きくしたくない方には
安心できるレベルではないか。
（冷間時は純正でもそもそもうるさいですしね）
②走行時のサウンド
グラントゥーリズモスポーツは
グランツーリスモSに比べて
アクセルの踏み込みが浅ければ
バルブオープンでもけっこう静か。
（と、運転席では感じる）
ベルトッキのスポーツ触媒、
フロントマフラーに交換しても
アクセル踏まなければ静か系、
ノーマルとさほど変わらない感じ。
純正のフロントマフラーの時は
2500rpmあたりが一番響くけど
その後は回転があがっていっても
徐々に音が消えていく方向なのが
ベルトッキに交換してからは
上まで回していっても音消えせず
しっかり回転とともに音が
高まっていくのが気持ちいい。
シフトダウンの時も
グラントゥーリズモスポーツは
シフトの制御が変わったせいか
スポーツモードの時でも
以前のグランツーリスモSみたいに
これ見よがしなファンッ！っていう
ブリッピングをしない方向なのが
フロントマフラー交換後は
シフトダウンのタイミングによっては
ファン！ってちょっと派手目に
ブリッピングしてくれるように
なったのもうれしいところ。
アクセル踏んでいけば
ノーマルの時と比べて音が
若干甲高くなっていくし、
（ホント、若干ですけど・・・）
音消え＝音が薄っぺらい感じに
トーンダウンしていっていたのが
しっかりとした厚みのある音で
高まっていってくれる感じに
変化したと言えばいいか。
センターマフラーは
純正のタイコ付のままだから
マセラティ特有の響きのある
サラウンドがかったサウンドのまま
磨きがかかったとでもいいましょうか
クアトロポルテの時はフロントに加え
センターもタイコのないXパイプに
交換してマセラティの音からは程遠い
刺々しくバリバリ系の直管サウンドで
非常に下品な感じになっちゃって
その後センターマフラーは
わざわざ純正に戻したから
今回のフロントだけ交換で
狙い通りになった。
個人的にはこの純正のセンターマフラーも
サウンド、音質の面でいい仕事してると思います。
でも・・・、しかし。
工賃込みで約40万という投資に
見合うほどの変化幅はないかな・・・
15万だったら許せる変化幅というか。
クアトロポルテスポーツGTSの時は
同じ4.7リッターでもミッションが
トルコンオートマのせいもあって
純正触媒の時はいまいちキレがなく
高音も出にくかったのが
ベルトッキのフロントマフラーだけで
マフラー交換後の変化幅が大きく
キレのあるいい音に変化したのが
今回のグラントゥーリズモスポーツは
その時に比べ変わった感が正直少ない
ミッションがセミATのMCシフトで
元々キレがあるからなのか
マフラー交換による感動が
以前ほどではないのが正直なとこ。
あとはまだ交換して数日だから
ある程度距離を走ってみて
育ってくれるのを祈るだけか・・・
う～～～ん・・・残念。。。
