レヴァンテトロフェオに試乗して感じた○と×やベンツとの比較

レヴァンテトロフェオ 試乗

いつもお世話になっている
マセラティのディーラーに伺うと

なにやら異様なオーラを放つ
黒いレヴァンテが・・・

もしやと思って担当氏に
「あれ、レヴァンテGTSですか」
と、聞いてみると

「トロフェオですよ~」
「試乗してみますか?!」
とのこと!

お言葉に甘えてフェラーリ謹製
V8ツインターボを搭載した

レヴァンテトロフェオに
試乗させてもらえたので
レポートしたいと思います^^

 





 

まず最初に
レヴァンテトロフェオといえばの
3.8リッターV8ツインターボ^^

レヴァンテトロフェオ V8エンジン

いや~神々しい・・・!

ボンネットを開けた瞬間に
「おお~」っとなる美しさ。

真中にある左右の筒状の
インテークマニホールドも

いかにもフェラーリの
ターボエンジンって感じ^^

以前試乗させていただいた
6代目クアトロポルテのGTS

エンジンルーム内が
こんな豪華なしつらえではなく

見た目的にフェラーリが製造した
エンジンって言われても
ふ~んってぐらいだったのが

今回のレヴァンテトロフェオなら
いかにもフェラーリのエンジン
って感じのビジュアルが

オーナーになったら
自己満足をくすぐってくれる
魅力的なポイントになりそう^^

次に、タイヤを見てみると
いや~薄っぺらくてデカい。

後輪:295/30の22インチ
レヴァンテトロフェオ リヤタイヤ

前輪:265/35の22インチ
レヴァンテトロフェオ フロントタイヤ
凝ったデザインのアルミもカッコいい
レヴァンテトロフェオ ブレンボブレーキ

22インチのコンチネンタル
スポーツコンタクト6が
装着されております。

それにしてもタイヤが薄いし、
溝も浅くっていかにもハイグリップ
って感じなトレッドパターンが
「トロフェオ」にふさわしい雰囲気。

お次はインテリア。

レヴァンテトロフェオ 前席

シフトノブも新形状で新しい操作法の
タイプになっていい感じ。

ただ、室内のカーボントリム、
「3Dカーボン」なるものらしく

折り目のデコボコがむき出しに
なっているのがあしらわれていますが
正直これはちょっと安っぽいかな?!

たぶんいい値段するんでしょうが
手触り、見た目ともに量販店で売ってる

「カーボン柄」のナンバーフレーム
みたいな感じの印象が・・・

シートは・・・イイですね~^^
レヴァンテトロフェオ 雰囲気
レヴァンテトロフェオ 後席
レヴァンテトロフェオ 質感

固めな座り心地ですが
試乗する時もすぐに馴染んで
ポジションも決まってくれたし

ペダルのレイアウトも相まって
違和感を感じることも全くなく、
腰もお尻も痛くなる気配すらない。

これがちょっとでも違和感あると
運転中にお尻の位置をあっちやったり
こっちやったりと落ち着かないし、

腰やお尻の骨(坐骨?)に
重い感じがでたりするけれど、

レバンテトロフェオのシートは
これならいつまで乗ってても
疲れ知らずだろうな~^^

見た目の良さだけでなく
実際のすわり心地の良さも
非常にいいと思います!

 

エンジンかけて試乗開始!

さて、590psのフェラーリ謹製
3.8リッターV8ツインターボを積む
レヴァンテトロフェオの走りはどうか。

まずディーラー担当氏に
エンジンをかけてもらって

マフラーのあたりで
始動音を聞いてみると・・・
やっぱり静か!

クアトロポルテGTSの
V8ツインターボと同様に
冷間時でも吠えたりしない。

よっぽどギブリやレヴァンテの
V6の方が始動音はガロガロいって
音量自体も大きく派手。

で、運転席に座って空ぶかしすると
レスポンス、ビンビンです!

 

さて、試乗開始と思って
シートベルトをしようと思ったら

アレ・・・?

なかなか「カチッ」とできません。

座席とセンターコンソールの間に
シートベルトの受け側である
バックルが埋もれてて・・・

どうやら普通は座席に
バックルも取り付けられてるから
座面を高くしてもバックルも一緒に
上昇してくれるからいいけど、

レヴァンテはバックルが
座席にくっついていないから
座面が高い状態だと埋もれてしまって

ベルトの装着も取り外すのも
非常にやりにくい状況に・・・!

 

話しがそれました。

さて試乗開始ですが、
レヴァンテトロフェオを動かして
まず最初に感じたのが

サイズ感をすぐに把握できて
大きさを感じさせない

っていうこと。

全幅1985mmとかなりワイドですが
左ハンドルの助手席側=右前の方も
ボンネットとフェンダーのデザインで
非常にイメージがしやすいし、

それと同じようにクルマのノーズが
どのあたりにあるのかっていうのも
非常につかみやすくパッと乗っても
狭い道に入っていけるような
乗りやすさがあります。

いま乗っているW221のSクラスは
このイメージがしにくくって
サイズ以上に大きく感じますが、

レヴァンテトロフェオは逆に
デカいサイズの割にコンパクトに
感じさせてくれて運転しやすい。

グラントゥーリズモや
5代目のクアトロポルテ同様の
車両感覚の掴みやすさがあります^^

 

走ってみると違和感がないという美点が

走りだしてみて次に感じたのは
まずステアリングが自然なこと。

6代目クアトロポルテやギブリは
なんかまとわりつくような
嫌~なフィールがあるのに対して

レヴァンテトロフェオのは
電動パワステらしいけど
変な違和感がなくていい感じ。

そして22インチもの
薄っぺらい超扁平タイヤなのに

バタバタする感じもないし
ハンドルもとられない。

乗り味はなんというか
「すごく値段の高い車高調」
がついているみたいな、

固めなんだけどカドが取れて
丸められた感じで不快感がなく
スッキリした乗り味。

で、そんなことをディーラー担当氏と
話しをしてて驚いたのがそういえば
レヴァンテトロフェオはエアサス
だったっていうこと。

ベンツSクラスみたいに
フンワリした感じはないけど

いま乗っているW221の
S550ロング後期であっても

路面の状況によっては
なんか車体の床が薄いような
バタつきというかビビり感を
感じさせることがあるし、

エアサス特有の突っ張った感じを
気取らせる時もありますが、

レヴァンテトロフェオを
短い時間ではありますが
試乗したなかでは

エアサスだってことを
忘れるほどに自然な乗り味!

ちょっと荒れているところでも
エアサス特有の嫌な感じもなく

トラックがよく走る場所で
轍があるようなところでも
ハンドルをとられることもなく

ステアリングのフィール、
この足まわりの感じいずれも
「違和感」がなく驚きました・・・

マセラティ レヴァンテトロフェオ

 

洗練されてなめらかフィールが美味

さて、フェラーリ製の
V8ツインターボはどうか。

まず普通に街中を流すレベルだと
非常になめらかで洗練されていて
荒々しさとは無縁。

おなじみのZF8速ATも
加速時、巡航時共になめらかで
変速したのを感じさせないもの。

減速時の自動ブリッピングでも
「吹かした音」が聞こえるだけで
変速ショックもない。

シフトの制御とかが
アップデートされてるのか、

レヴァンテSとかギブリとか
V6モデルと比べてこのオートマも
非常にいい仕事していると思います^^

V6を搭載したモデルの場合だと
シチュエーションによっては
変速した時にカツン、カツンとしたり

オートモードでの減速時の
自動ブリッピングでも

いかにもシフトダウンしてます
って感じはスポーティだけれども
スムーズさに欠けることも・・・

それに比べレヴァンテトロフェオは
辛口ハイエンドモデルなのに

高級SUVにふさわしい
洗練された余裕感がただよい

乗り心地もエンジンその他も
「トロフェオだから」というような
我慢や妥協しなければいけない感じは
全くないと思います。

 

590psのV8ツインターボをベンツと比較

W221 S550ロング

さて、さて。
レヴァンテトロフェオといえばの
スペシャルチューンが施された
3.8リッターツインターボ。

W221 S550後期の
4.7V8ツインターボと
比較をしてみると・・・

【車重】
レヴァンテトロフェオ:約2.4t
W221ベンツS550:約2.2t
【トルク】
レヴァンテトロフェオ:
74.8kgm/2500rpm
W221ベンツS550:
71.4kgm/1800~3500rpm
【オートマの段数】
レヴァンテトロフェオ:8速
W221ベンツS550:7速

加速で影響しそうな数値は
こんなあたりでしょうか。

こうして比較してみると数値的には
車重を差し引きするとほぼ同等と
言ってもよさそうな感じですかね?!

 

レヴァンテトロフェオの試乗中に
前が開けたところを見計らって
スロットルをグッと踏み込んで

590ps/74.8kgmがどんなもんか
確かめてみると・・・

いや~速い^^

踏み込んだ瞬間から
間髪入れずにダッシュする
このレスポンスの良さよ!

ベンツはスロットルの特性で
どうしても踏み込んだ瞬間に
「タメ」みたいのがあって

良くいえば重厚感、
悪くいえばかったるいのが
エンジンも乗り味も支配しますが

レヴァンテトロフェオは
ベンツと比べその車重からは
想像できないほどに軽快。

スロットルはまるでNAのような
ラグを感じさせないものだし

踏み込めばベンツと同じく
ワープする感じが微振動もなく
非常になめらかなフィールのまま

クオォ~ン・・・!

と高まっていくサウンドとともに
その巨体で重量級のボディを
すさまじい速度に運びます。

0-100km/hの加速が
4秒を切るんですから
そりゃ速いですやね^^

 

ベンツS550のV8ツインターボが
スロットルの特性による重厚感によって

船に乗っているような
ゆったりとした雰囲気の中で

アクセルをガバット踏み込むと
ワープする加速なのに対し、

レバンテトロフェオは
アクセルをワイドオープンすると

研ぎ澄まされたレスポンスで
タイムラグなく猛然と加速し
その車重やサイズを全く感じさせない
いい意味での軽快感が支配します。

それでいながらエンジンが
低級な微振動を出すこともなく、

ミッションが唐突に変速するような
荒々しさを演出することもなく
なめらかで洗練された状況のまま

すさまじい加速をしていくという
上品さと狂気の融合が見事だと思います。

レヴァンテ 欲しい

 

レヴァンテトロフェオを試乗して感じた○と×

ランボルギーニウルスに次ぐ
スーパースポーツ並の性能を誇る
レヴァンテトロフェオ。

いままで前期、後期の
ギブリを代車でお借りしたり、

レヴァンテSを片道100kmの
長距離試乗させてもらったりと

新世代のマセラティも
いろいろと体験してきましたが

レヴァンテトロフェオで感じた
「○」の部分としては

・すぐに馴染む違和感のなさ

・非常に洗練されたフィール

・速いと思えるパワー感

・ラグジュアリー性と
スポーツ性の見事な両立

・ボンネット開けた時に
ニヤニヤできるビジュアルの良さ

と、非常に満足できるもので、

これまでずっとNAのマセラティに
乗ってきた者としては正直なところ
ターボ化された新世代のマセラティは

欲しいと思ったことが
なかったのですが、

レヴァンテトロフェオは
「これなら欲しい!」と
思えてしまったほど・・・!

じゃあ、こんな満足度の高い
レヴァンテトロフェオの
「×」はというと・・・

そうですね、強いて挙げれば
もう少し他のグレードと差別化した

外見でもよかったんじゃないかな~
って言う気がしなくもないです。

たとえば同じくV8を搭載した
レヴァンテGTSならリヤゲートに
「GTS」のエンブレムがありますが

レヴァンテトロフェオの場合は
後ろから見るとエンブレム類もなく
パッと見ではフツーのグレードと
見分けがつかないくらいに感じます。

前から見ればボンネットには
グラントゥーリズモの
MCストラダーレのような

熱気抜きのダクトがついてますが
それもそこまでは目立たないし。

このような控えめな差別化を
「知る人ぞ知る」といった優越感で
いいと感じる人もいると思いますが

別にもっと派手にしろと
安直に言う気はないのですが

もう少し違いがあるといいかなってのが
レヴァンテトロフェオの「×」というか
無い物ねだりする部分であります。

いずれにしてもレヴァンテトロフェオ
かなり満足度高いと思いますし
コレ、欲しいです!!

レヴァンテ V8 ツインターボ

レヴァンテの中古、お得に買うには?

値引きの期待ができない
マセラティレヴァンテの中古車、

アルミやローダウンなどで
カスタム・ドレスアップされた車両、

低走行の車両はビックリするほどの
ハイプライスになっていることも!

そんな状況の中、
気になるマセラティレヴァンテの
中古車を購入する際に値引き以上に
総額を大きく低減させる効果的な方法
があります^^

その方法とは・・・

いま乗っているクルマを高く下取らせること!

いま乗っているクルマは
大きな資産であり高く買い取って
もらえれば値引き以上のインパクト!

購入総額を大きく低減することが
可能になります。

愛車の下取り価格をアップ
させることができれば

ローンを組む上でも月々の出費を抑え
余分な金利分を減少させたりと
いろいろと助かっちゃいますよね^^

ただし、
販売店と下取り交渉をする前に
注意する点が1点あります。

それは・・・

自分のクルマの価値を知るということ。

 

中古車下取り

あなたは自分のクルマに
いくらの価値があると思いますか?

「6年落ち、4万kmだから600万にもなればいいかな~」

そんなふうに思っていて
自分のクルマの価値を知らないで
販売店に下取り額UPの交渉をしたら
大きな損をする可能性があります。

あなたが600万円くらいと
思ってた自分のクルマを

「650万で下取りますよ!」

なんていわれたら
OKしちゃいますよね!?

でも本当のあなたのクルマの価値が
800万円だったとしたら・・・?!

150万円も損することに

なってしまいます!!

この「自分のクルマの価値を知る」
ということはとても大切なことなので
覚えておくといいと思います^^

 

どうすればクルマの価値がわかるの?

中古車屋さんやクルマ買取店を
わざわざ1軒・1軒まわって

査定や見積をだしてもらうのは
現実的じゃありませんよね?

時間も手間もかかりますし・・・

そこでおススメなのが
インターネットの無料一括査定。

1回・1分程度の入力で
10社以上の買取価格がわかり、

自分のクルマの下取り相場を
カンタンに知ることができます^^

実際自分もクルマをインターネットで
一括査定をしたことがあるんですが、
けっこう衝撃的でした・・・

マセラティグラントゥーリズモの
6年落ちを1年乗って4万km。
グランツーリスモS 維持費

年式と走行距離から
中古車の店頭販売価格の

150万引いたぐらいが
買取相場みたいな話を聞いたから

600万ぐらいになればいいかな
と、思ってたんです。

一括査定を申し込んだら各社から
ポツポツとメールが帰ってきて

・A社・・・650万円 (おっ?!)

・B社・・・700万円 (ええっ!?)

☆C社・・・~850万円(いいね~!)

いやぁ~、自分では600万円と
思っていた車がこんな価値があるとは
・・・と、
買取相場と自分の感覚の開き
正直驚いたのを覚えています。

結局800万で売れちゃいました♪

この無料一括査定サービスは、
たった1分~2分程度の入力で
あなたの愛車の価値がわかるので

気になるマセラティレヴァンテを
よりおトクに購入するために

無料一括査定で愛車の買い取り相場を
知っておいて損はないでしょう。

たった1分の入力で100万トクするか、
それとも150万もトクをするか。

はたまた自分の思い込みのせいで
後になって悔しい思いをするのか。

それはあなた次第です・・・!

下取り価格が高ければ
毎月のローンを2万も3万も
安くするのも夢じゃありませんし、

お目当てのレヴァンテの
購入予定を前倒しすることだって
出来ちゃいますしね!!

まずはあなたも愛車の価値、
確認してみてはいかがでしょうか!?

愛車を一括査定に依頼してみる