いつもお世話になっているディーラーに
フルモデルチェンジされた
新型グラントゥーリズモの
展示車が入ったので
ちょっと見学させてもらい＾＾
今回は旧型オーナーの視点で
新型グラントゥーリズモの
内装とかチェックしてみたいと思います！
まず最初に助手席ドアを
開けてみると・・・
いままでのグラントゥーリズモと比べ
かなり凝ったデザインになっていて
現代的でモダンな雰囲気だな～と。
旧型こんな感じ。
当然、新型グラントゥーリズモの
現代的な雰囲気ではないけれども
革の手触りとか、見た目は
個人的な意見としては
旧型の方が好みかな～？！
新型グラントゥーリズモの革は
ギブリやレヴァンテと多分同じな
ちょっとビニールっぽい手触りがする
革の感じなのが・・・見た目は良いけど。
運転席はこんな感じ。
こんなところにもマセラティのトライデントエンブレムのエンボスが＾＾
運転席に腰を下ろすと
旧型に比べかなり低い着座位置。
床に直接座るような低さで
フェラーリとかコルベットのシートに
座ったような低さだな～と。
パドルシフトを操作してみると
旧型のカリッとした
パソコンのマウスを
クリックしたようなキレのある
パドルのフィールとは異なり、
ムニュっとした柔らかい感じの
パドルシフトになっている
新型グラントゥーリズモ。
新型グラントゥーリズモの内装で
従来から大きく進化してるといえる
センター回り。
驚くことに物理ボタンが
「P」とか「R」とかの
シフトボタンしか見当たらず、
ヘッドライトやハザードまで
タッチパネルで操作させる設定に！
正直、これはちょっと・・・
この手のタッチパネル、
国産・外車問わずブラックアウトとか
急なトラブルを散見するだけに
新型グラントゥーリズモも
このタッチパネルに不具合がでたら
どうなっちゃうのかなと心配・・・
次に後部座席。
パッと見、旧型に比べ
後部座席の足元が狭くなってるような。
実際に後席に座ったわけではないから
正確なことは言えないけれど。
旧型グラントゥーリズモは、
大人がちゃんと座れて
長時間でもつらくない
人権が確保された後席空間だったけど
新型はどうみても旧型のより
狭く感じるのは気のせいか。
新型グラントゥーリズモを
外から見てみても
旧型と比べて
リヤフェンダーの膨らみ部分が
グラントゥーリズモ モデナの方が
短くなっている気がするんですよね。
そのせいかディーラー担当氏曰く、
旧型はトランクにゴルフバックがつめたけど、新型は乗せられないですね～
とのことで、やはり車体後部が
狭くなっているようだ。
スペックで見ると・・・
新型グラントゥーリズモ
全長×全幅×全高4960×1955×1410㎜
旧型グラントゥーリズモ
全長×全幅×全高4910×1915×1380㎜
新型の方が一回り大きいはずなのに
なんだか広く感じられなかったのが
正直なところ。
旧型グラントゥーリズモは、
広くはないけど狭いとも思わせない
絶妙な感じがあったんだけどな～
最後にエンジンルーム。
新型も従来通り
完全なるフロントミドシップといえる
しっかりサスペンションよりも内側に
V6エンジンを収めている。
フィアット・クライスラー連合であることが関係してか「MOPAR」と印字されたゴム配管がいろいろとあるのが印象的。
エンジンを正面から見ると、
オルタネーターなどを駆動する
ベルトが見えない
グラントゥーリズモ モデナ。
エンジン正面に
剛性アップの目的なのか
ラダーフレームのようなものが
装着されていてその奥に発電機の
オルタネーターがある状況で。
メカニック氏とも
ボンネットを開けながら話してたら
新型はメカニック泣かせですね～
と、旧型グラントゥーリズモに比べ
整備性は厳しくなってるみたい。
さて、新型グラントゥーリズモの
展示車両を見学してきましたが
名前は同じであれど
新型はまったくの別物だなと。
価格も旧型比+1000万～って感じだし！
豪華で先進的で
従来の工芸品的な雰囲気は皆無。
でも、新車で買うならまだしも
中古車が出回るようになったら
要注意な感じがする
新型グラントゥーリズモ。
前述したタッチパネルに
いろいろな操作系が集中しているし
サスペンションも
4輪ともエアサスになってるし、
エンジンルーム内は
複雑になってるし・・・と
高額な故障リスクが
いろいろと潜んでいるなと！
新車保証が切れた中古車は
旧型グラントゥーリズモの中古のように
気軽に手を出しずらそうな気がする！？
