グランツーリスモスポーツの
MCシフト セミオートマに乗換えて
早1週間が経過・・・
前回、納車後のインプレで感じた
MCシフトの違和感・・・
アクセルをちょっと深めに踏んで
シフアップすると減速感がひどく
頭が前のめりになるし
走りのリズムも壊されるし
最初に乗ったグランツーリスモSの
MCシフトの時とは似ても似つかない
ひどい有様・・・
あと、街中で1速⇒2速に
シフトアップする際には
バツんっ!
と、メカに負担がかかりそうな
いやな衝撃が出ることも多く
滑らかさがなく走りづらい状況・・・
この状況を改善するには
フォーミュラダイナミクスの
シフトECUを入れるしかないか?
と、思いショップに電話してみると
「まずはPIS調整してみますか?」
という提案が。
なんでもクラッチの間隔を調整し
フィーリングを改善させるらしい。
ということで今回はクラッチ調整で
MCシフトのフィールが改善されるか
レポートします。
グラントゥーリズモスポーツ
MCシフトのPIS調整の結果は・・・
フィールが改善され非常に良い!
まず、診断機をあてて
現状のクラッチの間隔をみてもらうと
「4.2㎜」
ショップの方が言うには
グラントゥーリズモスポーツの
MCシフトはだいたいが
「5㎜前後」
の個体が多いらしく
クラッチの隙間が広いことで
もっさり感を感じやすいそう。
その点、ウチの車の4.2㎜は
マセラティの社内基準値では
一番間隔を狭めた数値で
これ以上はやらない状況とのこと。
でも今回PIS調整をお願いするのは
ディーラーではなくショップだから
社内基準値なんか関係なく
もっと自由に数値をいじれる。
(もちろん自己責任だけど^^)
で、現状4.2㎜のクラッチ間隔を
「4.0㎜」と▲0.2㎜狭めてみることに。
クラッチ調整で間隔を狭めた
その結果は・・・大正解^^
街中を走る時の1速から2速に
シフトアップする時には
バツん!という
嫌なショックもなく
なめらかに切り替わるし、
アクセル深めに踏みこんで
変速する時も前のめるような
不自然な減速感がなくなり
全体的に自然なフィールで
非常に気持ちがいい!
それでいながら
クラッチの間隔を狭めたことで
発進時や車庫入れのような
微低速時にガクガクすることもなく
快適性が犠牲になってないのも
うれしいポイント。
ちょうどショップからの帰り
湾岸のベイブリッジあたりが
5㎞ぐらい工事渋滞だったが
上り坂でストップ&ゴーが続く
シングルクラッチのMCシフトには
非常に嫌なシチュエーションでも
唐突なつながりもなく
スルスルと発進、停止ができ
ジャダーが出ることもなかった。
それにしてもたった0.2㎜で
こんなにも変わるとは・・・!
そしてこの満足度「大」が
高校生の1か月のお小遣い程度で
できてしまうとは・・・!!
あなたもグランツーリスモSや
グラントゥーリズモスポーツの
MCシフトでフィーリングに
ちょっと違和感を感じるというなら
PIS調整でクラッチの間隔を
いじってみるのがいいかもです。
※車両の個体差によって一概に
4.0㎜がいいということではないそうで
数値を調整して実走行しながら
ベストな間隔を探していくとのこと。
自分は1度でいいフィーリングが得られたので
実走行含めて小一時間で作業終了でした^^