BMW640i グランクーペの
定番故障っていくつかありますが
これまでの故障遍歴としては、
たぶん一番高額な故障になる
「左LEDヘッドライト」の故障。
納車翌日の夜にいきなり恐怖の
警告音「ポ～ン」とともに
メーターにロービーム異常と
メッセージが出て・・・
ヘッドライト丸ごとで定価50万（苦笑）。しかも左側が故障しやすいせいかヤフオクとかみても右はあっても左はホントに見つからないし！
で、しばらくノートラブルでしたが
ついにというかBMW6シリーズや
5シリーズなどF系で定番な
左後ろの足元が雨漏りで
フロアマットがグチョグチョに
水がたまるトラブルが発生！
フロアマットを外に出しただけでご覧の通り！
今回はBMWで定番な
室内の水漏れトラブルに関して
原因や修理代をレポートしたいと思います！
さて、今回ついに発生した
助手席後ろの足元に水たまりになるぐらい
水浸しになる雨漏りトラブル。
BMW640iグランクーペを購入する前に
ネットでいろいろ見てて雨漏りが多い
っていうのは聞いていましたが、
今回なぜ水漏れに気づいたかというと
夜にフロントガラス内側とかが
すごく曇ったから。
まだ昼夜の寒暖差のある3月。
夜にカミさんを迎えに行く際
クルマに乗り込む前に一服してると
あれ？なんか窓が曇ってるな～
って外から見て思ったものの
寒暖差でフロントガラスの外側が
曇っているのかなと思ったら、
ワイパー動かしても変化なく
室内側が曇っていたんです。
その時はタマタマかな思ったものの
翌日も、その次の日も夜になると
室内側の窓の曇りが発生し
あれ？ これはおかしい。
内側が曇るってことは
室内の湿気が高いってことだよな
湿気がある⇒例の水漏れか！？
という推測の元、
恐る恐るフロアマットを
チェックしてみると・・・
う～ん・・・雨漏りビンゴ。。。
F06、F12の
BMW640iやBMW650iは
助手席足下に後輪操舵の
4WS制御ユニットがあるから
水漏れに気がつかずに
この4WSのユニットが浸水すると
20万コースの修理になるって
ネットではチェックしていたから
大ごとに発展する前にいつもの
ディーラー担当者にソッコー電話して
クルマを引上げてもらうことに。
で、水漏れの原因追及を
してもらっている間に
ネットでいろいろ調べてみると
エンジンルーム隔壁の
左ハンドル用シャフトの
メクラキャップが劣化して水が入る
左後ろドアの内張りの
内部に張られているビニールが
めくれたり破れたりして水が入る
っていうのが定番なようで
みんカラにF10の5シリーズで
雨漏りの修理代が6万ぐらいと
見積の画像をあげている方がいて
このくらいなら一安心・・・
と思っていたのもつかの間。
担当氏から原因がわかり
修理費用の見積もりは・・・と
電話が入って驚愕の事実が判明。
まず、見積額は約30万！
雨漏りの原因は
ハイマウントストップランプ部から
水が入ってCピラーを伝って
左後席の足元に水がたまる
っていう状況だったらしく。
ではなんで30万も修理代がかかるのか。
なんでもF06 グランクーペで特徴的な
横に長いハイマウントストップランプ、
これの新品定価が約20万。
さらに厄介なことに
「塗装」が必要になり
その塗装代や交換工賃などで
30万ぐらいの修理代になると・・・！
6シリーズグランクーペのハイマウントストップランプは、上の画像の矢印のボディ同色パネル部分もセットの部品設定になっているだけでなく、厄介なことにパネルが未塗装でしか在庫が無いそうで。。。
ハイマウントストップランプが
水漏れで故障しているなら
しょうがないと泣く泣く
30万を工面するところですが、
ハイマウントストップランプ自体は
ちゃんと光って壊れていないんだし
水漏れ箇所を補修すれば
いいんじゃないのと担当氏に伝え
BMWディーラーに交渉してもらうことに。
で、数日後あらためて
「補修」での見積もりがあがってきた
気になる修理代は・・・約7万！＾＾
ハイマウント部のシーリング補修や
定番のステアリングシャフトメクラ部の
予防整備もお願いして
税込み約7万って感じで
済んでくれてホッと一安心。
国産車も外車もディーラーは
何かトラブルがあると
とりあえず新品アッセン交換が
デフォルトになっている状況ですが
今回は補修、修理でお願いして
だいぶ修理代を圧縮できました。
これでとりあえずは
雨の日も水漏れを気にせずに
安心して乗れそうです・・・（苦笑）
