先日、納車されたばかりの
BMW640i グランクーペ。
でも、しかし。
納車翌日、夜になったので
ヘッドライトを点灯させると
BMWと言えばの
「ポーン」っていう
恐怖のお知らせ音が響き
何だと思ってメーターに目をやると
左ロービーム異常
と出てるではありませんか（苦笑）
そんなこんなで納車早々に
入院することになってしまいましたが
今回いつもお世話になってる
ディーラーから
後期のマセラティ レヴァンテの
グランスポーツを代車でお借りしたので
普段走る道でBMW640iとの
比較をしてみたいと思います＾＾
レヴァンテS グランスポーツの後期と
BMW640i グランクーペ。
まずボディサイズの
スペックを確認してみると・・・
マセラティ レヴァンテ
全長：5020mm
全幅：1980mm
全高：1680mm
BMW640i グランクーペ
全長：5010mm
全幅：1895mm
全高：1390mm
大型SUVらしくレヴァンテの方が
横幅が10㎝ぐらい大きいですが
低い着座位置でボンネットが長く
見切りがいいとは言えない
BMW640i グランクーペよりも
狭い道でも手に取るように
車幅感覚がつかめるし
交差点の左折でも見渡しがいいから
ヒヤッとするような見落としもなさそう。
次に、パワーや車重といった
スペックの比較をしてみると・・・
マセラティ レヴァンテ
3リッターV6ターボ/8AT
430ps/59.1kgm
車両総重量：2475㎏（車検証）
BMW640i グランクーペ
3リッター直6ターボ/8AT
320ps/45.9kgm
車両総重量：2135㎏（車検証）
う～ん・・・マンダム・・・
同じ3リッターのターボエンジンながら
こうやってスペックを比較すると
だいぶパワー差がありますね・・・
で、実際走らせてみても
BMW640iが
こんな感じだったら・・・
と思ってしまったほど。。。
正直、今回中古で購入した
640iグランクーペがディーラーにきて
初試乗したときはモヤモヤした感情しか
残りませんでしたが、
レヴァンテSの後期は
乗って10分もしないうちに
BMW640iグランクーペを
大幅に上回る気持ち良さと
違和感なくスッキリした自然なフィールに
やられてしまいました・・・（苦笑）
特にZFの8速AT、
レヴァンテだけでなくギブリも
後期モデルはホントにいい出来だなと。
このシフトノブの形状のモデルになるとすごくイイですね、ZFの8AT！
BMW640iも同じZFの8ATですが
エコプロやコンフォートモードだと
燃費のためか低回転で
どんどんシフトアップしていき
状況によってはボートを漕ぐような
シフトアップするたびに減速感みたいな
スッキリしないフィールもあるし、
いかにも変速しましたっていうような感じ！？
低回転＆高いギヤで
エンジンに無理させてるような
BMWの直6＝シルキーシックス
から想像するような滑らかな
フィールもそこにはない・・・
でも、レヴァンテの後期だと
ノーマルモードはBMWと同じく
街中では1500rpmぐらいで走らせようと
どんどんシフトアップしていきますが
BMW640iグランクーペで感じるような
エンジンの苦しそうなフィールや
まるで直4エンジンのような感じを
まったく感じさせることなく
スッキリしたフィールで
V6を積んだレヴァンテの方が
よっぽど直6シルキーシックスだと
思えてしまうほど・・・
まあ、アイドリング中はエンジンが止まってるように振動を感じさせないBMWの直6と違って微振動を感じさせる時がありますが・・・マセラティのV6ツインターボ！
スポーツモードにしてみても
BMW640iグランクーペだと
シフトアップする時とか
減速時の自動シフトダウンとかで
突っかかるような感じが
ビシバシ伝わってきて
街中では使う気になれないが
レヴァンテだとスポーツモードでも
街中での減速時のシフトダウンで
突っかかるようなショックもなく
違和感を感じさせない
スムーズさと滑らかさがあるし
高速の料金所進入時みたいな
スピードが出てるところから減速すると
クッア～～～ン・・・！
という甲高い快音とともに
盛大にブリッピングしてくれるのも
マセラティらしさか？！
でもそんな派手な演出をする時も
つんのめるようなシフトショックは皆無で
非常によく制御されているな～と＾＾
そしてBMW640iグランクーペよりも
車検証上340㎏も車重が重いのに
すごく軽やかに感じるレヴァンテ。
先程も「よっぽどこっちの方が・・・」
と毒づきましたが
よっぽどレヴァンテの方が
駆け抜ける喜びがあるような。。。
エンジンのフィーリングも
BMW640iはどこか無機質に感じるけど
レヴァンテのV6ツインターボは
NAエンジンのような感覚と
気持ち良さを感じさせてくれるし
スッキリして滑らか、
違和感を感じさせない8ATの変速、
そして電動パワステなのに
まとわりつくような感じのしない
ステアリングのフィール・・・
いや～、
BMW640iに不満を感じた部分が
レヴァンテだとホントいい感じ。
レヴァンテで代車生活。その感想は・・・
さて、BMW640iグランクーペが
納車早々に入院したことで
後期モデルのレヴァンテＳを
代車でお借りしたわけですが
ちょっとの試乗とは違い、
普段走るシチュエーションで
いろいろと走ってみると
その良さをヒシヒシと感じ・・・
ホント、エンジンと8ATの連携がよく
違和感を感じさせないスムーズさは
エンジン始動直後の
冷間時のATFが冷えている時でも
ギクシャクすることはほぼ無いし
ノーマルでもスポーツでも
どのモードを選んでも
BMWみたいな「いかにも」っていう
極端な味付けがないのもいい。
ノーマルモード元々の素の状態が
気持ち良さと燃費などのコンフォート性能を
しっかりと煮詰められている状況の中で
スポーツモードにすると
元々のいい味付けがさらに磨かれて
もっと気持ち良くなるとでもいうか・・・！
かたやBMW640iでは
エコプロモードではいわずもがな
コンフォートモードも「禁欲的」で
BMWの標榜する駆け抜ける喜びは
どこで感じればいいのかと思うほど。
かといってスポーツモードでも
レヴァンテで感じさせてくれるような
気持ち良さ、軽やかさではなく
どこか無機質でビジネスライクだな～と。
F06のBMW640iグランクーペの
不満がまた噴出してしまいました。。。
BMW640iグランクーペは
その異様な姿に一目惚れしたものの
ちょっとの試乗で一乗り惚れとはいかず。
でも、レヴァンテでは
ディーラーから自宅に帰るまでで
「一乗り惚れ」してしまったほどイイ。
視界もよく、車両感覚もつかみやすいし
そのデカいボディサイズとは裏腹に
普段乗りでもラクに転がせる感覚が
レヴァンテ、いいですね～＾＾
ディーラー担当氏と以前話をしてた時のこと。車検で入庫してたレヴァンテを見ながら話をしていた時に「こちらのお客様は免許取りたての娘さんにこのレヴァンテを・・・」と言われ、こんなデカいの免許取り立てでよく乗るな～と思いましたが、今回普段走る場所でレヴァンテに乗ってみてこれなら免許取り立てでも十分いけるかもと思ったほど運転しやすいですね、レヴァンテ。
いや～早いとこ入院から
BMW640iが戻ってきてくれないと
レヴァンテSの後期の
あまりに理想的なフィールにやられて
大変なことになりそうです・・・！
レヴァンテを中古で狙っているなら注意⇒買うときに「損」しないために
いろいろとレヴァンテ 後期の
レポートしてきましたが
あなたもレヴァンテを
中古で狙っているなら
注意したいのが
下取り額を信用しちゃダメ
っていうこと。
いま乗っているクルマを
下取りしてもらうなら
提示された下取り額、買い取り額を
鵜呑みにすると損をする危険性が
あります！
実際自分でもあったのが・・・
- 12年乗って13万㎞のホンダのスポーツセダン
- 中古車屋の下取り提示額⇒10年超えてるから値段がつきません
- ネットの一括査定で相場チェック⇒40～50万
- 10年落ちだけど3万㎞のBMWM3
- 中古車屋の下取り提示額⇒340万が精いっぱいです・・・
- ネットの一括査定で相場チェック⇒400万
いや、ホント最初の事例に挙げた
「10年超えてるから値段がつかない」
って言われたのはすごく記憶に残ってて
クルマを見もせずにバッサリでしたから（泣）
でもそんなことないと思って
ネットの一括査定でホントに価値がないか
確認したら40～50万じゃないですか！
だけど「値段つかない」って言われて
良かったのかもしれません。
自分の中では12年も乗って13万㎞だから
20万ぐらいの下取り額になればいいかな
なんて思ってたから
「25万で下取れますよ♪」
って言われてたら一括査定で
相場を確認することもなくそのまま
手放してたかもしれません・・・
この時は結局45万で売れました＾＾
だからあなたも狙っている
レヴァンテの中古車があるなら
いま乗っているクルマに
どれぐらいの価値があるか
相場を確認するのがおススメです。
１～２分の入力で１０万円トクするか、
それとも５０万円もトクをするか。
はたまた自分の思い込みのせいで
後になって悔しい思いをするのか。
それはあなた次第です・・・！
下取り価格が高ければ
毎月のローンを１万も２万も
安くするのも夢じゃありませんし、
お目当てのレヴァンテの中古の
購入予定を前倒しすることだって
出来ちゃいますしね＾＾
まずはあなたも愛車の価値、
確認してみてはいかがでしょうか！？
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