フェラーリサウンドが魅力の
4.7リッターV8エンジンを搭載した
5代目クアトロポルテスポーツGTS。
そして新世代のマセラティの
フラッグシップサルーンとなる
V8ツインターボを搭載した
6代目クアトロポルテGTS。
今回お世話になっている
ディーラーさんで3.8GTSを
試乗させていただけたので
自分の4.7スポーツGTSと比べ
どこがどう違うかクアトロポルテの
新旧比較をしてみたいと思います！
ボディサイズは？
駐車場にとめられた
3.8クアトロポルテGTSの
となりに自分のを停めてみると
6代目クアトロポルテは
一回りデカい堂々たるサイズ。
旧型5代目クアトロポルテ比
横幅で+5㎝、長さで+15㎝！
運転席に座ってみると
横幅+5㎝というサイズ以上に
幅が広くなった感じがします。
左ハンドルの運転席から見て
助手席の前側が全然見えず
慣れるまでは狭い道で苦労しそう。
後部座席は全長+15㎝という
数値ほど広々している感じはなく
大差ないかな～って感じですね。
でも、トランクの奥行きは
5代目クアトロポルテに比べ
すご～く奥行きがあり
ディーラー担当氏曰はく
「奥にモノがいっちゃうと
手が届かないくらいですね」
なんてレベルの奥行きがあります。
インテリアの質感は？
インテリアの質感に関しては
従来に比べイタリア濃度が・・・
と、否定的な意見も聞きますが
個人的には「アレ？」って思うような
質感に違和感を感じる部分もなく
匂い、手触り、雰囲気ともに
否定的な感覚は持ちません。
ただ1点だけ気になったのは
ドアを閉める時の音でしょうか。
これはギブリもそうですが
ドアを閉めると「バムッ」っていう
重厚感ある音ではなく、
「バシャン」っていう
低級な音をだすのはどうかと。
上の画像のように
窓ガラスの上に「枠」がない
サッシュレスドアになっているからか
ドアを閉める時の音に重厚感がなく
バシャンっていう軽薄な音をだすのが
ちょっと閉める時に恥ずかしい・・・
個人的にはこの1点が
質感的にちょっと気になった
ポイントでありますが、
それ以外は建付けもいいからか
先代のクアトロポルテ比で
走行中に内装がガタピシ言わないし
だいぶベンツのSやBMW7といった
ドイツ勢ハイエンドプレミアムの
スタートラインには
立ったんじゃないかと。
まあでもハイテク装備はこれといってないですが・・・
気になるV8サウンドは？
クアトロポルテスポーツGTSは
フェラーリサウンドが魅力の
4.7リッターV8自然吸気ですが、
対する6代目GTSは
同じくフェラーリ製なれど
ツインターボ化されたV8。
気になるそのサウンドの
第一印象は・・・
おどろくほど静か！
ディーラー担当氏に
エンジンを始動してもらって
外からどんな音がするか
耳をすましていると
キュルキュルキュル・・・フォーン
あまりの静かなV8エンジンの目覚めに
暖気が終わっているのか聞いたところ
そんなことなく冷えた状態とのこと。
5代目クアトロポルテスポーツGTS、
グランツーリスモの4.7L V8は
エンジンに火が入ると
「ファンっ！」と盛大に吠え、
ギブリやクアトロポルテの
V6ターボが冷間時に始動すると
厚みある重低音が響くゲロゲロ音で
近所迷惑必至な状況ですが、
3.8LツインターボV8は
ゲロゲロ音もなく澄んだ音で
V6ターボのような低音がないので
マセラティ史上初？の
ご近所様の目が気にならない
エンジン始動ができるんじゃないかと。
で、運転席に滑り込んで
アクセルを煽ってみても・・・
やっぱりジェントルな感じ。
マフラーから音が聞こえるよりも
目の前のボンネット下から
エンジンの唸り音が聞こえる。
でも空吹かしして感じたのは
軽やかなエンジンフィール。
ギブリなどV6ターボは
空吹かしすると
ブゥゥゥ～アッ・・・
と、なんか回転上がる時に
重ったるい感じでキレが悪い。
でもクアトロポルテGTSの
3.8Lツインターボは
フォーン、フォーン・・・と
重ったるい感じがなく軽快に
タコメーターのハリが上下します。
試乗で走り出してみると・・・
さて6代目クアトロポルテGTSを
運転して最初に感じたのは・・・
ちゃんと高級車してるな～
っていうこと＾＾
なめらかに滑るように走る
乗り心地の良さは
5代目クアトロポルテと比べて
車体などの設計の新しさを感じさせる
「ちゃんと高級車してる」もの。
エンジンも乗り心地同様に
8速ATと相まって非常にスムースで
洗練された印象を与えてくれます。
従来マセラティのトップグレードは
「お祭り騒ぎ」「派手」を連想させる
ぶっ飛んだ感じだったのが
6代目の現行型は
クアトロポルテGTSであっても
今までの文法とは真逆の
エレガントで洗練されたもので
V6モデルの方がサウンドをはじめ
派手さはV8より際立っています。
そんなエレガント志向の
クアトロポルテGTS、
マニュアルモードで
レッドゾーン近くまで回しても
可変バルブが開いて
急に音が大きくなる感じもなく
静かに猛然と加速していきます。
ギブリとかV6ターボでは5000rpm以上から
甲高い音に切替わってくれるんですが・・・
530ps/72.4kgmはダテでなく
自然吸気V8とは比べ物にならない
加速感が味わえます＾＾
クアトロポルテスポーツGTSの
4.7L自然吸気V8は440ps/50kgmで
街中では不足ないパワーですが
高速を6速巡航なんかしていると
再加速でかったるくパワー不足を
感じさせる場面もありますが
3.8LツインターボV8の
このパワー感、トルク感なら
高速も快適に走れそうです。
クアトロポルテGTSは買いか？
V8ツインターボ搭載の
クアトロポルテGTS。
先代モデルとは全く別物の
キャラクターになっていることが
今回の試乗でよくわかりました。
では、このモデルが買いの人は
どんな人かというと悩むところ。
たとえば高級感や乗り心地の良さ、
圧倒的なパフォーマンス・・・
といった部分にフォーカスすれば
BMW、ベンツ、アウディといった
ドイツ御三家のハイエンドモデルが
クアトロポルテGTSよりも
一歩も二歩も先に行っているわけですし
先進のハイテク装備もてんこ盛り。
では、「マセラティ」から想起する
イタリアンラグジュアリーの雰囲気や
官能的なフェラーリサウンド
といった部分で考えると
6代目クアトロポルテGTSは
いわゆる従来のマセラティの
イメージとはかけ離れている・・・
このような状況の中で
クアトロポルテGTSを買って
満足できる人は
・ドイツ車やレクサスじゃ
ありきたりでイヤ
という考えがあって、
・マセラティのブランド性
・その独特な外観のデザインと
インテリアの雰囲気
に好意が持てるのであれば
買って満足できるんじゃないかと。
でも逆に5代目の
クアトロポルテスポーツGTSのような
4ドアフェラーリをイメージして買うと
その従来とはあまりにもかけ離れた
キャラクターに失望するかもです。
まずは5代目、6代目
どっちのクアトロポルテが
自分の感性に合うか
試乗してみるのが
いいかもしれませんね＾＾
クアトロポルテの中古、お得に買うには？
値引きの期待ができない
クアトロポルテの中古車、
アルミやローダウンなどで
カスタム・ドレスアップされた車両
低走行の車両はビックリするほどの
ハイプライスになっていることも！
そんな状況の中、
気になるクアトロポルテの
中古を購入する際に値引き以上に
総額を大きく低減させる効果的な方法
があります＾＾
その方法とは・・・
いま乗っているクルマを高く下取らせること！
いま乗っているクルマは
大きな資産であり高く買い取って
もらえれば値引き以上のインパクト！
購入総額を大きく低減することが
可能になります。
愛車の下取り価格をアップ
させることができれば
ローンを組む上でも月々の出費を抑え
余分な金利分を減少させたりと
いろいろと助かっちゃいますよね＾＾
ただし、
販売店と下取り交渉をする前に
注意する点が１点あります。
それは・・・
自分のクルマの価値を知るということ。
あなたは自分のクルマに
いくらの価値があると思いますか？
「１０年落ち、１０万ｋｍだから２０万円にもなればいいんじゃないかな～」
そんなふうに思っていて
自分のクルマの価値を知らないで
販売店に下取り額ＵＰの交渉をしたら
大きな損をする可能性があります。
あなたが２０万円くらいと
思ってた自分のクルマを
「２５万円の下取り査定しますよ！」
なんていわれたら
ＯＫしちゃいますよね！？
でも本当のあなたのクルマの価値が
６０万円だったとしたら・・・？！
３５万円も損することに
なってしまいます！！
この「自分のクルマの価値を知る」
ということはとても大切なことなので
覚えておくといいと思います＾＾
どうすればクルマの価値がわかるの？
中古車屋さんやクルマ買取店を
わざわざ１軒・１軒まわって
査定や見積をだしてもらうのは
現実的じゃありませんよね？
時間も手間もかかりますし・・・
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カンタンに知ることができます＾＾
実際自分もクルマをインターネットで
一括査定をしたことがあるんですが、
けっこう衝撃的でした・・・
ホンダのアコードユーロＲを
１０年近く乗って９万ｋｍオーバー。
３０万ぐらいになればいいかな～
なんて思っていたんです。
一括査定を申し込んだら各社から
ポツポツとメールが帰ってきて
Ａ社・・・５５万円 （おっ？！）
Ｂ社・・・７０万円 （ええっ！？）
Ｃ社・・・５０万～８０万円（ホ～！）
Ｄ社⇒１００万！（いいんですか？！）
いやぁ～、自分では３０万円と
思っていた車がこんな価値があるとは
・・・と、
買取相場と自分の感覚の開きに
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