BMW M3 【純正エアクリ⇒カーボンインテーク】装着!

BMW M3 E92 S65

M GmbH謹製のV8エンジンである
8300rpmもの超高回転で
最高出力を発揮するS65B40A!

E92 M3 V8 NAエンジン

E92のBMW M3を中古で買って
約1か月半が経過したなかで
ちょっと不満なところが・・・

何が不満かというと、

高回転のパワー感がない!

というもの。

なんか5000rpmぐらい以降は
ただ回ってるだけな感じで
パワー感がないんですよね・・・

「M」ボタンを押して
しっかりパワーでるモードにして

ギヤも2速でアクセルも
クリック感を感じる奥の奥まで
しっかりべた踏みしてみても

5000回転ぐらいまではシートに
グワッと押し付けられる感じなのが

それ以降は加速感が薄れていって
速いは速いけど体感的には平和で

「まだレッドゾーンこないの?」
と感じてしまうほど・・・。

辛口自動車雑誌の英国AUTO CAR誌でも
M3GTSが登場した際の記事にこんなコメントが!

「7500rpmを超えてからのGTSのトルクは
じれったいほどフラットでまるで間違えて
レギュラーガソリンをいれたかと思うほどである。」

BMW M3 中古車

免許取って最初に買った
シビックEG9のB16Aは

VTECのハイカム切り替わった後の
回せば回すほどあふれるパワー感で
非常に気持ちが良かったし、

グランツーリスモSの4.7は
最高回転こそ7000ちょっとから
レッドゾーンだったけど

アクセル踏みこめば
一気呵成にハリが跳ね上がり

高回転まで色褪せずに
パワーが炸裂して

フェラーリサウンドとともに
快感を味あわせてくれた。

マセラティ グランツーリスモS 4700

今回、この高回転型エンジンなのに
高回転でパワー感不足という状況を
打破するために

純正だったエアクリーナーを
ARMAのカーボンインテークに
交換してみましたので

インプレしてみたいと思います!

 



 

台湾のメーカーARMA(アルマ)。

E92のBMW M3のエアクリーナーだと
グループMのカーボン製のやつや

aFeの純正ボックスを生かして
ダクト部分が太くなったタイプが
メジャーですが、

まるでシビックの時につけてた
「ツチノコチャンバー」のような

えぐいダクトが異彩を放つ
ARMAのインテークを発見!

アルマ エアクリーナー

お値段的にはグループMの
カーボン製の半額程度と
お値ごろプライス。

では、純正とARMA交換後の
画像比較をしてみますと・・・

【純正】
E92 M3 純正エアクリーナー

【ARMAカーボンインテーク】
BMW M3 カーボンインテーク

ズドーンとド太いダクトが
その性能を予感させる・・・^^

交換前にも比較してみると・・・

BMW E92 M3 aFe エアクリーナー

赤丸で囲んだ右の純正ダクト、
エンジンルームに装着されてた時は
別に何にも感じなかったけど

こうやって外してみると
そしてARMAと比べてみると
あまりの小ささに笑っちゃうほど!

で、ARMAのカーボンエアクリは
どうやら18psアップするらしいが
実際のところはどうなのか?!

 

ARMAカーボンインテークのインプレ

まず最初にエンジンをかけると・・・

何も変わりません!

この手のむき出し系の
エアクリだとアイドリング中にも

キーンとかフォーンとか
大きな共鳴音がするのもありますが

ARMAのエアクリーナーは
エンジンかける時もアイドリング時も

交換したことを主張するような
音の変化は特にはナシ。

もちろん変な振動を感じることもなく
まったくもって純正の時と変わらず
快適性を損ねることはありません。

 

次に、フツーに街乗り。

なんだか発進時のもたつきが薄れ
より滑らかなフィールが感じられる!

・・・けど、これってダクトの太さや
形状の変更によるものより

エアクリが純正の使い古しから
新しくなって感じているだけかも。
ここは冷静になって観察しないと!

で、フツーに流れに乗るような
街乗りをしている分には

吸気音も別に聞こえないし
ちょっと軽くなった感じはあれど
目立った変化は感じられず。

でもこれって変なトルク低下もないと
裏返しで言えるかもしれません。

さて、ここからが本番!

アクセルを踏み込んでいくと
ARMAインテークの本領発揮。

ちょっと深めに踏み込むと
即座にシュゴォ~~と甲高い
吸気音が室内に響き渡る!

で、音だけ威勢が良くて
クルマが前に進まないといった
お粗末な状況は全くなく、

豪快な吸気音とともに
レスポンス良く加速開始!

・・・でも、しかし。

純正エアクリーナーに比べ
加速感はでてはいるものの

やっぱり体感の特性的には
レブリミットに近づくにつれて

加速感が先細っていく感じで
2速フルスロットルでもしっかりと
回転計のハリの動きを確認できる。

あっという間に回りきって
レブリミッターに当ててしまう
なんてことは全くない。

これが正直なところ。

ただ、高回転のパワー感は
特性が変わるほど期待した
加速の上乗せ感はなくとも、

4速や5速で巡航中に一気に深く
アクセルを踏み込むような
いじわるしてみると

純正エアクリの時は
ちょっと一瞬もっさりしてたのが

ARMAのカーボンインテークだと
豪快な吸気音とともに即座に

加速していってくれる
力強さは感じられる。

BMW M3 カスタム

E92のBMW M3に搭載される
S65のV8エンジンは

合計4つ装着される触媒で
かなりその性能がスポイルされている
なんて話をよく聞きますが、

ARMAのカーボンインテークでも
ちょっと封印がとけた感じはある。

あとは空気容量がアップする
エアコレクタータンクいれたら
吸気系は完成か?!

そして残るはフロントパイプを
アクラポのエボに交換すれば
たぶんすごく変わるんだろうけど

音量がスゴイらしいから
ちょっと考え物だなぁ~~

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