フェラーリ360モデナ・・・
およそ20年も前に登場した
クルマとは思えない
その異彩を放つ美しいデザイン・・・
お世話になっている取引先の方が
F355を買ったと聞いてから
V8フェラーリが気になり出し
360モデナならいま乗ってる
マセラティグランツーリスモ売れば
手出しなく買えるな~と思い
(もちろんローンですけど・・・)
約一ヶ月、中古車販売店を巡り
3台ほどいろいろと試乗した結果
フェラーリ360への乗り換えを断念。
その理由とは・・・
マセラティの下取り額も固め、
ローンの金利も1.9%でOKとれて、
本気で360モデナに乗り換えようと
思ったもののやめた理由・・・
それは・・・
サウンドがイメージと違った。。。
というもの。
最初に見に行った360モデナは
チャレンジサス、チャレンジマフラー
チャレンジのシフトECUが入り、
バシッと決まったローダウンに
サーキット向けのフルエアロと
GTウイングが装着され、
フルバケに車内はドンガラという
サーキット用に仕上がりきった個体。
その姿は神々しく
平べったい地を這うような姿に
一発でメロメロに・・・!
やっぱりフェラーリは違うな~
これならアガリの1台にしても
いいんじゃないか~?!
って盛り上がって舞い上がり^^
でもこの時は試乗は出来ず
お店の都合や自分のタイミングで
結局このクルマは2週間後に試乗。
この2週間時間があいたことで
他に気になっていた360モデナを
見に行ったのが幸か不幸か・・・
その見に行った別の外車専門店では
初見で試乗をさせてもらえたんですが
冒頭の「音がちょっと・・・」という
フェラーリの音=甲高くて最高
なイメージが音を立てて崩れ
ショックを受ける結果に。。。
マセラティでこれだけ良い音だから
本家フェラーリV8はどれだけスゴイ
サウンドを奏でるのか。
そうドキドキしながら
実際乗ってみたらアレ・・・?
って感じで。。。
まず最初に試乗したのが2004年式
最終モデル、フルノーマルの
フェラーリ360。
マフラーがノーマルだからなのか
回転を上げても意外と静かで
(マセのバルブオープン比)
動画で見聞きするような
いわゆるフェラーリのイメージには
程遠い状況で・・・
で、次に試乗した360モデナは
2002年式で程よくカスタムされて
某有名なマフラーも装着されていて
期待とともに走り出す。
youtubeでも甲高い音を出す
フェラーリのマフラーで定番の
某有名メーカーのマフラーだから
きっとイメージ通りの
官能的なサウンドを発して
「これぞフェラーリ!」
ってニヤつかせてくれると
思い走りだしてみる。
バルブが閉まっている状態だと
純正マフラーのような静かめで
低音系のサウンド。
では・・・とバルブを開放すると
開けた途端にアイドリングから爆音で
アクセルを開けていっても
一定開度で走っていても
キタナイ爆音で甘美さのかけらもなく
あまりの音量だから恥ずかしくて
アクセル踏めない状況に。
車外で聞いたら甲高いサウンドが
響いているのかもしれないけど
少なくとも運転席では
音量はデカいけど耳にサウンドの
「甘美な響き」はなく音を楽しめねない。
そう、その音質は刺々しく粗暴。
いや~、子供のころから憧れた
フェラーリサウンドって・・・
youtubeのオンボード動画だと
もっと車内に甲高いサウンドが
響いてなかったけ?
こんなに「音質」が悪いなんて!
と、ホントにショックで
その日2台の試乗を終えて
陰鬱な気分で家路に。。。
この時のショックな気分は
例えるならば長年ファンだった
清楚系アイドルに会ってみたら
実際はヤンキー座りでタバコ吸って
吸い殻も投げ捨ててるよ、この人!
あのテレビで見せる天使な姿は
なんなのよ、いったい?!
みたいな。。。
勝手に膨らんでいた
フェラーリのイメージが木端微塵に。
で、このモヤモヤした気持ちを
スッキリさせたいと思い
F355を買った取引先の方に
後日時間を作っていただき
助手席に乗せてもらうことに。
フェラーリの中でもF355と言えば
そのサウンドは一番美しいと
言われるほど定評がありますよね。
さらにその個体はエキマニ、
Y管、そしてマフラーも鳴きで有名な
某定番マフラーまで交換されていて
排気系だけで200万コースの
F355だから期待が高まる。
きっと前回の360はマフラーが
良くなかったんだ。
だからあんなガサツな音で
エキマニからキッチリやれば
きっとあのイメージ通りの
フェラーリサウンドが聞けるはず。
この仕上がったF355なら
きっとショックを受けた自分を
慰めてくれるはずだ。
前回の試乗はきっと何かの間違いで
どこまでも天井知らずで伸びていく
咽び泣くような甲高いサウンドが、
いわゆるフェラーリサウンドが
僕の五感を刺激し耳の鼓膜を
震わせてくれるに違いない・・・
そんなことを思いながら
真紅のフェラーリF355の助手席で
シートベルトをカチッと締め
期待に胸を膨らませた。
そしてシフトレバーが1速に入れられ
スルスルとF355が走り出す。
でも、しかし・・・。
アレ?窓開けてるのに
やっぱり耳に届いてこない・・・
F355なのに・・・?!
3000~4000rpmの
パーシャルアクセルの時も
響きや鳴きが耳に届かないし
全開の時もマセとは比べ物に
ならないくらい音は高まってるけど
やっぱり耳には届かない・・・。
パイィィィ~ンと甲高いサウンドが
遠くでなってる感じが。
想像するに「外で聞けば」おそらく
いわゆるフェラーリF1サウンドが
あたり一面を支配していると
思われるような状況だけど
車内では響きが、鳴きが
自分の耳にダイレクトに届かないで
クルマの後ろにすっ飛んでる感じ。
こりゃダメだ・・・
そう心でつぶやき
F355でダメなら諦めがつくと
ひそかに思い、自分を納得させ
ミドシップフェラーリを
断念したのであります。。。
このF355の試乗の後に
自分のグランツーリスモに
取引先の方にも乗ってもらい
僕の言う「耳に届く響き」を
体感してもらったところ
フロントエンジンと
リヤエンジンの違いで
どうにもならんのではないかという
結論に達したのでありました。
↑ ↑ ↑
この動画のサウンド、
グランツーリスモの4.7Lを
運転してる時に聞こえる
サウンドにかなり近い。
スポーツモードやEBMなどで
マフラーの可変バルブを常時開放し
窓ガラスを1㎝でも下げれば
この動画のような立体的な音が
途端に車内に流れ込みます。
そして2500rpmという低い回転で
最初の「響きのピーク」があるので
可変バルブを開放していれば
街中でゆっくり走ってても
常に音を楽しむことができます。
20~30㎞/h程度のノロノロでも
ファァァあ~~っていう
響く鳴きが気持ちいいし
アクセルを抜けば
ガラガラゴロォぉぉ~と
まるで雷が轟くような
これまた立体的なサラウンドの
排気が転がる音が美味。
で、ミッドシップと違い
FRのマセラティはセンターマフラー
(腹下の消音器)もあるからか
バルブを開いてもアイドリングは
そこまで大きな音量の変化はなく
フェラーリのように
急激に音が爆音にならないのも
マセのいいところなのかなと。
フェラーリの中古車選びでわかったこと
今回フェラーリ360を買おうと思い
フェラーリオーナーに相談したり
そして現車を見たり試乗したりと
した中で勉強になったことが。
それは、
やっぱり百聞は一見にしかず
ということ。
試乗した2002年式の360モデナは
ネット上に掲載されていた情報では
整備記録が細かく記載されていて
画像の見栄えの良さと合わせて
これは上モノではないかと
思っていたんですが
実際に試乗してみると
先に試乗した2004年式の
ノーマルマフラーの360より
なんだかエンジンのフィールが
芳しくない・・・
パワー感もなく回転フィールも
シャキッとしていなくって。。。
社外アルミとローダウンで
見た目はすごくよかったのに
乗ってみるとこうも違うのかと。
整備も定期的にされていて
車検もとったばかりの個体だけど
実際に乗ってみないと
わからないもんだな~と。
年式の浅い458とかならまだしも
20年選手になるフェラーリ360は
クルマの調子やフィーリングは
整備記録という文字情報じゃ
わかりようがないですよね。
相談した諸先輩からも
「見て買った方がいい」と
口々に言われましたが、
その意味が分かった気がします。
あと並行車は買った後に
苦労するから注意なんてことも
アドバイスにありましたね。
実際に並行車のフェラーリを
買った先輩は窓ガラスが落っこちる
レギュレーターの故障が発生した際
部品商に車体番号で
部品の問合せをしてみたら
品番がでないと突っぱねられ
ショップや整備工場でも
並行車は整備できないと言われ
フェラーリに詳しいショップに
たどり着くまで困ったとのこと。
あとマセディーラーの担当氏に
アドバイスされたのは
新車並行ならまだしも
「中古並行」はやめておきなさいと。
メーター巻き戻ししてあっても
どの段階で巻き戻されたか
責任の所在を特定できないので
販売店にクレームいれても
対応なんかしてくれないし、
日本に入ってくる前に
しっかり定期整備をされてたか、
リコールの改善措置も受けてるか
といったこともわからないし、
元々使われてた地域が
例えば中東からの並行輸入車なら
日本とは比べ物にならない
高い気温によって距離は浅くても
ダメージがハンパないとか・・・
中東に限らずヨーロッパもアメリカも
日本に比べれば同じ1万㎞でも
劣化度合いが全然違うとのこと。
お世話になってるマセディーラー、
運営会社がアメ車もやっているので
その仕事柄アメリカやイタリアなど
現地に行って街中のクルマを見ると
ホントひどいのばかりとのこと。
日本で使われてるクルマって
ホント大切に乗られてるな~
と、担当氏はいつも思うそうだ。
それぐらい街中で見るクルマの
程度が悪く日本人の几帳面さを
身に染みて感じると・・・
そんな調子だから
正規ディーラー車の中古に比べ
並行モノは店頭価格が安いし
故障した時の修理をはじめ
メンテナンスや維持の面でも
フェラーリに詳しい主治医が
近くにいなければ苦労するし
さらには売却する時も
フェラーリであったとしても
並行車は二束三文で買い叩かれ
結局メリットが無いと。
今回フェラーリを
中古で買おうと思い
試乗やアドバイスをもらって
いろいろと時間を使った中で
勉強になり感じたことは2つ。
・イメージで買ってはいけない
・ちゃんと現車を見た方がいい
ということ。
フェラーリ360モデナは
年数がたってきているだけに
特にこういう点は注意した方が
良いのかもしれませんね・・・。
フェラーリ360をお得に買うには?
値引きの期待ができない
フェラーリ360の中古車、
アルミやローダウンなどで
カスタム・ドレスアップされた車両
キダスペやクライスジークなど
マフラーやエキマニ交換された車両
低走行の車両はビックリするほどの
ハイプライスになっていることも!
そんな状況の中、
気になるフェラーリ360モデナの
中古を購入する際に値引き以上に
総額を大きく低減させる効果的な方法
があります^^
その方法とは・・・
いま乗っているクルマを高く下取らせること!
いま乗っているクルマは
大きな資産であり高く買い取って
もらえれば値引き以上のインパクト!
購入総額を大きく低減することが
可能になります。
愛車の下取り価格をアップ
させることができれば
ローンを組む上でも月々の出費を抑え
余分な金利分を減少させたりと
いろいろと助かっちゃいますよね^^
ただし、
販売店と下取り交渉をする前に
注意する点が1点あります。
それは・・・
自分のクルマの価値を知るということ。
あなたは自分のクルマに
いくらの価値があると思いますか?
「10年落ち、10万kmだから20万円にもなればいいんじゃないかな~」
そんなふうに思っていて
自分のクルマの価値を知らないで
販売店に下取り額UPの交渉をしたら
大きな損をする可能性があります。
あなたが20万円くらいと
思ってた自分のクルマを
「25万円の下取り査定しますよ!」
なんていわれたら
OKしちゃいますよね!?
でも本当のあなたのクルマの価値が
60万円だったとしたら・・・?!
35万円も損することに
なってしまいます!!
この「自分のクルマの価値を知る」
ということはとても大切なことなので
覚えておくといいと思います^^
どうすればクルマの価値がわかるの?
中古車屋さんやクルマ買取店を
わざわざ1軒・1軒まわって
査定や見積をだしてもらうのは
現実的じゃありませんよね?
時間も手間もかかりますし・・・
そこでおススメなのが
インターネットの無料一括査定。
1回・1分程度の入力で
10社以上の買取価格がわかり、
自分のクルマの下取り相場を
カンタンに知ることができます^^
実際自分もクルマをインターネットで
一括査定をしたことがあるんですが、
けっこう衝撃的でした・・・
ホンダのアコードユーロRを
10年近く乗って9万kmオーバー。
30万ぐらいになればいいかな~
なんて思っていたんです。
一括査定を申し込んだら各社から
ポツポツとメールが帰ってきて
・A社・・・55万円 (おっ?!)
・B社・・・70万円 (ええっ!?)
・C社・・・50万~80万円(ホ~!)
・D社・・・100万円!(いいの?!)
いやぁ~、自分では30万円と
思っていた車がこんな価値があるとは
・・・と、
買取相場と自分の感覚の開きに
正直驚いたのを覚えています。
この無料一括査定サービスは、
たった1分~2分程度の入力で
あなたの愛車の価値がわかるので
気になるフェラーリ360を
よりおトクに購入するために
無料一括査定で愛車の買い取り相場を
知っておいて損はないでしょう。
たった1分の入力で10万円トクするか、
それとも50万円もトクをするか。
はたまた自分の思い込みのせいで
後になって悔しい思いをするのか。
それはあなた次第です・・・!
下取り価格が高ければ
毎月のローンを2万も3万も
安くするのも夢じゃありませんし、
お目当てのフェラーリ360の
購入予定を前倒しすることだって
出来ちゃいますしね!!
まずはあなたも愛車の価値、
確認してみてはいかがでしょうか!?
愛車を一括査定に依頼してみる
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