
前回BMW M3に試乗して
好感触だっただけに
M-DCT デュアルクラッチのM3に
やはり乗り換えてしまいました!
今回は納車後1週間程度経過した中で
クアトロポルテスポーツGTSと
M3を比較してみたいと思います!
①エンジン始動音
クアトロポルテスポーツGTSは
フェラーリ謹製のV8だけに
クルマのキーをひねると
キュルキュル・・・ファン!
と、盛大な音量でスタート。
かたやE92のM3は車検対応の
アクラポビッチのスリップオンが
装着されているためか
そこまで「音量」自体はマセに比べ
大きくないと思うけど「音質的」に
たぶん近所迷惑な感じ。
どんな音質かというと
M3の方は重低音が図太く響き
音量はマセラティより小さくても
ご近所を考えると気が引ける・・・
②走行フィール
クアトロポルテスポーツGTSは
ベンツSやBMW7が属するLクラスの
大型サルーンでありながら
そのフェラーリサウンドをはじめ
回りたがるエンジンのレスポンスや
アクセルペダルやハンドルが軽く
ロールを感じさせずスッとまがる
その旋回の雰囲気はスポーツ。
かたやE92のBMWM3の方は
アクセルをある程度踏まないと
軽やかさが出ない印象。
アクセル踏み始めのところは
意図的にダルくしてるのかな?
「M」ボタン押しても
アクセルを甘く踏んでるところだと
マセに比べて重さを感じさせるような
重厚ともいえるようなそんな感じ。
アクセルペダル自体もマセより重いし。
今回M3は右ハンドルなんですが
まったく日本車感覚の違和感ない
ペダルレイアウトは流石!
マセラティ、特に最近のギブリは
足元左側の張り出しがすごくて
ねじった感じで座らせられるのに・・
で、E92のM3はアクセルを
踏んでいけばいくほどに
軽やかさがでてくるけど
軽やかさに拍車をかけるのが
デュアルクラッチの
DCTミッション。
全く途切れることなく
トルク変動も感じさせない
超速シフトアップのすごさ・・・
もちろんシングルクラッチの
セミオートマのように
ガッツンガッツンと
大きな衝撃なんか皆無・・・
この速さと滑らかさが
気持ちよく快感!
マニュアルミッションとは
種類の違う気持ちよさが
そこには確実にあります^^
オートマモードで走っても
変速したのを気付かせず
40㎞/hちょっとぐらいでも
いつの間にやら6速に入ってて
驚かせてくれるM-DCT。
グランツーリスモSの時の
シングルクラッチMC-Shiftだと
オートマモードは
変速時の減速感が強くて
使いもんにならなかったけど
デュアルクラッチってホント感心!
ただこんな素敵なM-DCTでも
気に入らない点が1点。
それはパドルの感触!
M-DCTをパドルでシフトすると
いかにも「家電」「ゲーム機」的な
クリック感がちょっと・・・
その点マセラティのパドルの
シフト感は高級感?があっていい。
上下に長くのびた
トロフェオデザインがカッコいいし!

インテリアは?
クアトロポルテスポーツGTSは
全長5m11㎝、全幅189.5㎝の
大柄なLセグメントボディ。
対してE92のBMWM3は
全長4m62㎝、全幅180.5㎝。
マセに比べて50㎝短く、
9㎝も幅が狭いDセグメント。
しかし、車内の広さはというと
クアトロポルテと比べてほとんど
かわらない印象・・・!
クアトロポルテの時は
その図体の大きさの割に狭いと
感じたものでしたが、
BMW M3はそのコンパクトな
ボディの割に非常に広々している^^
そしてこれは主観ですが
E92 M3の方がインテリアの
高級感があるように思う・・・
ポルトローナフラウの革をはじめ
マセの方が使ってる素材は
高い素材なんだろうけど
BMWの方がパネルなどの精緻な
組付け品質が高級感を感じさせる。
それに比べマセラティの方は
グランツーリスモもクアトロポルテも
パネルのチリの開きがけっこうあるし
新車価格1800万クラスには不相応な
感じが個人的には否めない・・・
路面が悪いところだと
ガタピシと内装の低級な音がでるし!
ドアミラーの角度調整のスイッチなんか
操作しててなんだかすぐ壊れそうな雰囲気だし、
ミラーを動かすモーターも弱々しいし!
その点、E92 M3は
よく普通の3シリーズと
雰囲気が変わらず云々・・・と
否定的に言われることが多い
インテリアのようですが
マセラティから乗り換えると
精巧な感じが高級感ととも
満足感を与えてくれる。
あと、トランクもM3の方が
圧倒的に広いのは驚き。
後部座席を折り畳めば
長尺なものも積めるし!
マセは後席倒すなんてできませんから・・・
こんなユーティリティの部分も
E92 M3は使い勝手がいいですね!
マセラティからM3に乗り換えて
グランツーリスモS、
クアトロポルテスポーツGTSと
2台マセラティを乗り継ぎ、
E92のBMW M3に乗り換えての
感想としては・・・
非常に満足!
非常に気持ちいい!
洗練された乗り心地やフィールは
ゆっくり流すのも気持ちよく、
アクセルを深く踏み込んで
攻めていった際の一体感も爽快。
※コンフォートモードにしてると路面をなめるように滑らかで
乗り心地が非常にイイのも非常にオドロキ・・・!
マセラティは非常にわかりやすい
フェラーリ製エンジンが生み出す
「刺激的なサウンド」だけが
魅力だったのとは大きな違い。
そう、サウンドだけ・・・
だから雨が降ってて窓を閉めて
乗らなきゃいけない時なんかは
ホントにストレスたまった・・・
音が聞けないマセなんて
運転する意味がないから。
でも、E92 M3は
ただ運転してるだけで気持ちいい。
セミバケット形状の座席の
座り心地やサポート感、
自分好みにスッと決まる
ドライビングポジション、
ステアリングの径や太さ
握り心地の良さ、
アイドリングから高回転まで
振動を全く感じさせない
シルキーなV8エンジンetc.
色々な要素が合わさって
ただ運転してるだけで気持ちいいと
感じたのはCL7ユーロR以来。
パーツも豊富にあって
カスタムする楽しさもあるし
E92 M3は久々に長く楽しめそうです^^
⇒こちらも注意:E92 BMW M3の中古車を買うときに「損」しないために

E92 BMW M3の
インプレのお話しをしましたが
あなたもE92 BMW M3を
中古で狙っているなら
下取り額を信用しちゃダメ
っていうのにも注意です。
いま乗っているクルマを
下取りしてもらうなら
提示された下取り額、買い取り額を
鵜呑みにすると損をする危険性が
あります!
実際自分でもあったのが・・・
【事例:①】

- 12年乗って13万㎞のホンダのスポーツセダン
- 中古車屋の下取り提示額⇒10年超えてるから値段がつきません
- ネットの一括査定で相場チェック⇒40~50万
【事例:②】

- 10年落ちだけど3万㎞のBMWM3
- 中古車屋の下取り提示額⇒340万が精いっぱいです・・・
- ネットの一括査定で相場チェック⇒400万
いや、ホント最初の事例に挙げた
「10年超えてるから値段がつかない」
って言われたのはすごく記憶に残ってて
クルマを見もせずにバッサリでしたから(泣)
でもそんなことないと思って
ネットの一括査定でホントに価値がないか
確認したら40~50万じゃないですか!
だけど「値段つかない」って言われて
良かったのかもしれません。
自分の中では12年も乗って13万㎞だから
20万ぐらいの下取り額になればいいかな
なんて思ってたから
「25万で下取れますよ♪」
って言われてたら一括査定で
相場を確認することもなくそのまま
手放してたかもしれません・・・
この時は結局45万で売れました^^
だからあなたもE92 BMW M3を
中古で狙っているなら
いま乗っているクルマに
どれぐらいの価値があるか
相場を確認するのがおススメです。
1~2分の入力で10万円トクするか、
それとも50万円もトクをするか。
はたまた自分の思い込みのせいで
後になって悔しい思いをするのか。
それはあなた次第です・・・!
下取り価格が高ければ
毎月のローンを1万も2万も
安くするのも夢じゃありませんし、
お目当てのE92 BMW M3の
購入予定を前倒しすることだって
出来ちゃいますしね^^
まずはあなたも愛車の価値、
確認してみてはいかがでしょうか!?
愛車を一括査定に依頼してみる
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