V12搭載のセンチュリーに乗換えて
約1ヶ月、500km程度走り回り。
普段走る道や、高速、
住宅地の狭い路地や
コインパーキングなど
いろいろと走り回った中で
LS460と比較したいと思います!
50センチュリーが納車されるまで
みんカラの口コミとか試乗記とか
いろいろと見ていた中で
LS460がカローラに感じる
なんて口コミがあり、
恐らくここでいうカローラは
いまの時代のかっこいいカローラじゃなく
バブル崩壊後の大衆車の
120系カローラとかを比喩してると思うけど
普段乗りにLS460を使う身としては
いや~、そんなことあるかいな!?
そんな、大げさな~(苦笑)
って懐疑的に
そのクチコミを見ていたけど、
何日か連続して50センチュリーに乗って
久しぶりにLS460に乗ってみたら
ああ、あの口コミの意味が分かった・・・
と、しみじみ。。。
50センチュリーの乗り味に
カラダが慣らされた状態から
LS460に乗換えると
アイドリング中の振動や静粛性、
加速時の振動やマフラーの音、
落ち着かない乗り心地・・・etc.
と、
・こんなにうるさかったっけ?
・こんなに振動あったっけ?
・こんな乗り心地悪かったっけ?
なんてことばかりが
頭の中を駆け巡り・・・。
これが口コミに出てた
LS460がカローラに感じる
っていうことの意味かと。
LS460にばかり乗っている時には
感じられなかった、意識しなかった
極々わずかな
エンジンの振動や音などが
50センチュリーに
カラダが慣れた状態では
やけに気になるようになっていて。
逆に、たまに50センチュリーに乗るくらいだと「良いのは良いけど、まあこんなもんかな」くらいにしか感じないのが面白いところ。。。
あと感心したのは
朝一とか冷間時の走りはじめ。
LS460だとしばらく走って
オイルが暖まるまでエンジン音も
けっこう室内に入ってくるし、
おそらく駆動系からと思われる
フォ~ンって感じな唸り音も
けっこう耳につく。
でも、50センチュリーだと
冷間時で走りはじめであっても
唸り音も何も感じさせない。
長時間走って
ばっちり温まってる時と
まったく変わらない静かさと
滑らかなフィーリング・・・!
次に50センチュリーのV12、
LS460のV8と比べてみると・・・
どちらも「滑らか」だけど
けっこうフィーリングが違うなと。
LS460のV8は
ムニュ~っとした滑らかさ。
例えるならば
スライムを手で絞り出すような。
それに対し50センチュリーのV12は
みんカラとかの口コミにもあるような
シュルシュル~、スルスル~っとした
フィーリング。
走りながらこのV12感じ、
何かに似てるけど・・・と
いろいろ考えて閃いたのが
「包丁を砥石で研ぐ」
感じだな~と。
もしくは、
「硯で墨を擦る」
ような感じ。
どちらのエンジンも
文字にすれば「滑らか」の3文字だが
実際に乗り比べると違うもんだなと。
サウンドもLS460は
アメリカンV8のような
ドルルルルゥ~~
という感じのサウンドで
アクセルを深めに踏み込むと
意外と大きな音量で楽しませてくれる。
センチュリーのV12は
アクセルを大きく踏み込んでも
ささやくような音量ではあるが
クオォォォン・・・
とか
フオォォォン・・・
っと、マフラー替えたら
いい音しそうだなっていう感じの
キレイな粒のそろったサウンド。
乗り心地に関しては、
路面の悪いところでは
意外とコツコツ感がある
50センチュリー。
でも、同じ道をLS460で走ると
突き上げ感や体が左右に揺すぶられ
50センチュリーの乗り心地の良さを
再認識させられる。
大きくうねっているような
轍を横切るような場所では
LS460だとかなりユサユサと
カラダが、頭が揺すぶられるけど
50センチュリーで通過すると
ほとんど揺すぶられることがなく
フラットな乗り心地が秀逸だな~と。
で、何日も50センチュリーを乗り回して
乗り心地の良さやV12エンジンの滑らかさ、
静かさ以外に感じたのが
狭い道でもすごく運転しやすい
っていうこと。
たとえば住宅地の
一時停止のある狭い十字路、
LS460で同じ十字路を抜ける時は
けっこう左右の確認がしずらく
ちょっと恐く感じるところでも
50センチュリーでは
ボンネットの長さはあれど
Aピラーが立っているせいか
一時停止後の左右の安全確認が
しやすい、見やすい。
なんかこの見えやすい感じ
昔にも体感した車があったな~
って思いだしたのは「ハイエース」。
ワンボックス車で
十字路の一時停止した時みたいに
左右の確認がしやすい、
見やすいクルマだと思います
50系のセンチュリー^^
その角張ったボディ形状に加え
コーナーポールも付いているし
左右にマーカーもついているから
車幅感覚、車両感覚が
すごくつかみやすく
狭い道でも、狭い駐車場でも
想像以上に運転しやすいなと。
たしかに狭い駐車場では
ボンネットの長さや
リヤのオーバーハングの長さ、
グルグル回さなきゃいけない
ハンドルの設定が相まって
何度も切り返さないといけない
忙しさはあるけど見切りはいいから
思ったよりも駐車もしやすいなと。
そうそう、全然関係ない話ですけどコインパーキングに止めた時、となりに200系ハイエースが止まっていたんですけど50センチュリーと200系のハイエース、それぞれ輪止めにタイヤがタッチしている状態で、そんなに後ろの飛び出しが変わらないのが驚きで。パッと見た感じだと下の画像の赤線部分ぐらいしか差がなかった・・・意外とリヤオーバーハングが長いんですね200系ハイエース!
ここまで50センチュリーの
いいところを話してきましたが、
ここからは少しLS460と比べて
微妙なところをレポートしようかと。
まず最初にLS460と比べて
微妙なところが「設計の古さ」。
GZG50 センチュリーは
1997年(平成9年)に登場、
USF40 レクサスLS460は、
2006年(平成18年)に登場と
約10年の開きがあるからか
設計の古さを感じさせる場面が
50センチュリーではいろいろと・・・
地味に気になるのは
50センチュリーは
スマートキーじゃないし、
LS460みたいに
シフトレバーを動かしたら
パーキングブレーキの
自動解除や自動作動が無いし、
あと冷間時にエンジンをかけると
V12エンジンから昔のクルマならではな
けっこう強烈な「生ガス臭」が・・・!
冷間時はどんなクルマでも触媒が暖まるまでは排ガスが臭いですが、それにしても50センチュリーの冷間時の排ガスは毒々しく強烈!
あ、でも設計が古いがゆえに
良かったところもあるんですよ
50センチュリー^^
それは・・・ワイパーの間欠モード!
最近のクルマとか外車は
センサー式ばかりで
使い物にならないのが多いけど
50センチュリーは久しぶりに
間欠式ワイパーだったから
小雨の時に非常に快適だった・・・
でも、ウインドウォッシャーはボンネット上の突起から出て、最近のクルマみたいにミストで噴射されるような芸当はないのはご愛敬か・・・(苦笑)
さて、50センチュリーと
LS460の比較レポートでしたが
50センチュリーに慣れたカラダで
LS460に乗れば気になることはあれど
LS460ばっかり乗っていれば
50センチュリーとの差を
そこまで感じなくなるし・・・
まあ、どちらもいいクルマ
っていうことですね!
何ともどっちつかずな感じで
スミマセン~^^
50センチュリーの中古を買うときに「損」しないために
さて、50センチュリーを
レポートをしてきましたが
注意したいポイントとして
あなたも50センチュリーの
中古を狙っているなら
下取り額を信用しちゃダメ
っていうのがあります。
いま乗っているクルマを
下取りしてもらうなら
提示された下取り額、買い取り額を
鵜呑みにすると損をする危険性が
あります!
実際自分でもあったのが・・・
- 12年乗って13万㎞のホンダのスポーツセダン
- 中古車屋の下取り提示額⇒10年超えてるから値段がつきません
- ネットの一括査定で相場チェック⇒40~50万
- 10年落ちだけど3万㎞のBMWM3
- 中古車屋の下取り提示額⇒340万が精いっぱいです・・・
- ネットの一括査定で相場チェック⇒400万
いや、ホント最初の事例に挙げた
「10年超えてるから値段がつかない」
って言われたのはすごく記憶に残ってて
クルマを見もせずにバッサリでしたから(泣)
でもそんなことないと思って
ネットの一括査定でホントに価値がないか
確認したら40~50万じゃないですか!
だけど「値段つかない」って言われて
良かったのかもしれません。
自分の中では12年も乗って13万㎞だから
20万ぐらいの下取り額になればいいかな
なんて思ってたから
「25万で下取れますよ♪」
って言われてたら一括査定で
相場を確認することもなくそのまま
手放してたかもしれません・・・
この時は結局45万で売れました^^
だからあなたも狙っている
50センチュリーの中古があるなら
いま乗っているクルマに
どれぐらいの価値があるか
相場を確認するのがおススメです。
1~2分の入力で10万円トクするか、
それとも50万円もトクをするか。
はたまた自分の思い込みのせいで
後になって悔しい思いをするのか。
それはあなた次第です・・・!
下取り価格が高ければ
毎月のローンを1万も2万も
安くするのも夢じゃありませんし、
お目当ての50センチュリーの中古の
購入予定を前倒しすることだって
出来ちゃいますしね^^
まずはあなたも愛車の価値、
確認してみてはいかがでしょうか!?
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