
もはやミニバン以上と思わせる
広大な空間を持ったハイト系の
軽ワゴンをはじめ、
個性的なキャラクターや
超低燃費などトピックスが多い
魅力的な軽自動車^^
維持費が安い、経済的だけでなく
スタイリッシュなデザイン、
高い質感やクオリティは
きっとあなたを満足させるはず!

しかしあなたが軽自動車を
中古で狙っているなら、
買ってから注意したい
ポイントがいくつかあります!
それは高額修理につながりかねない
クルマを壊す乗り方!!
あなたが軽自動車を買ってから
注意したいポイント・・・
①オイル交換は定期的に!
「オイル交換だなんて・・・」
「わざわざ言われなくても・・・」
なんて思われそうですが、
日々の仕事で整備工場さんから
軽自動車の“エンジン”を探してと
問い合わせがよく来ます。
その多くがエンジンオイルを
交換していなかったことで
エンジンが焼付いて・・・
という状況。

実は普通車と比べ軽自動車は
エンジンにとってかなりシビアな
コンディションと言えます。
その理由は、
・オイルの量が少ない
・高回転になりがち
といったことが挙げられます。
オートバックスやイエローハット
といった量販店に行くと
軽自動車のオイルコーナーで
「3リッター缶」が陳列されてますが
普通車は4リッター缶が一般的なのが
軽自動車はオイルの充填量が少なく
4L缶では余ってしまうために
オイルメーカー各社で
3Lという少なめのサイズを
ラインナップしています。
このようにオイル容量が少ない
軽自動車は普通車に比べ
オイルの劣化が早い傾向にあり、
さらに小排気量ゆえに高速道路など
スピードをだして走るような状況では
エンジン回転数が4000rpm以上も
ずっと回っていて・・・と、
普通車に比べかなり過酷な
軽自動車のエンジン。
昨今では燃費を稼ぐために
ターボが採用されたりしているので
過酷さは増すばかり・・・。
タービンの故障・不具合も軽自動車は少なくないですが
安価なリビルト品で修理しても10万オーバー覚悟の
高額修理に発展してしまいます・・・!!

エンジンオイルの交換は
「1年に一回でいいでしょ?」
なんて思っていると痛い目にあう
可能性がある事を覚えておいて
損はありません!
エンジンブローでオシャカになったら
30万オーバーは覚悟の
超絶修理代が降りかかって
きてしまいますので注意です!
※また、駅までのお迎えなどの
短時間でのチョイ乗りって実はオイルの
劣化を早めてしまうので注意です!
その理由はエンジンが暖まる前に
エンジンを切ってしまうようなチョイ乗りでは
オイルに含まれた水分が飛ぶことなく蓄積してしまい
酸化劣化を早めてしまうという状況なんです!!
②長時間のアイドリングは控えて!
地球環境のために
アイドリングはしないで・・・
なんて話ではなく、
実は長時間のアイドリングで
ダメージを受ける高額部品が
軽自動車には潜んでいます!
それは発電機である
「オルタネーター」!!

オルタネーターは
エンジンの回転でベルトを介して
駆動させることで発電します。
最近では発電制御することで
エンジンのパワーロスを減らし
燃費を稼ぐこともされているので
イエローハットやオートバックス
などのバッテリーコーナーのPOPに
オルタネーターの説明がされている
ことも多くなっていますよね^^
このオルタネーターが
長時間のアイドリングで
ダメージを受けやすく、
壊れると発電不良で
バッテリーあがり、エンスト、
エンジンがかからずレッカー移動、
部品代や工賃で5万コースと
結構な代償が待っています。
ではなぜアイドリングで
オルタネーターが壊れやすくなるか。
エンジンの回転によって駆動する
オルタはアイドリングのような
低回転時にはバッテリーあがりに
ならないように常に発電します。
発電時には熱も発生するため
発電し続けるとヤケドするくらいに
キンキンに熱くなるオルタネーター!
さらに停車時は走行風もあたらず
発熱していく一方・・・
特に軽自動車はその小さなボディゆえ
エンジンルームがギュウギュウ詰めで
熱もこもりやすいですしね。
そんな使用環境がつづくことで
内部の電子部品がパンクして
発電不良などの故障・トラブルの
リスクが飛躍的に高まります!!
発電不良になればバッテリーがあがってしまって
走行不能・立ち往生しレッカーで整備工場まで
ドナドナされていきその費用も降りかかってくるリスクが!
軽自動車 中古の注意点
あなたが軽自動車を買った後に
高額な修理に見舞われないためにも
・オイル交換
・長時間のアイドリング
といったこれらの何気ないことに
注意するだけでもリスク回避に
大きく役立つはずです。
「そんな大げさに言って!」
そう思われるかもしれませんが
日々の仕事で部品の問い合わせを
整備工場さんなどからいただく中で
エンジンを探してくれ、
オルタネーター探してくれと
毎日のように問い合わせがきます。
なかには新車で軽自動車を買って
走行距離は1万5000㎞、
一度もオイル交換しないで
エンジンが焼付いた!
なんて事例もありましたし・・・。
また、石油会社に勤めていた頃
世界的なケミカルメーカーの
技術者と話していた際に
興味深い話が出ました。
自動車のラジエターホースなどの
原料となるEPDM樹脂を生産する
大手ケミカルメーカーの方ですが
その技術者曰く
「軽自動車用が一番シビア」
とのこと。
なぜならエンジンルームもせまく
熱がこもりやすいので耐熱性能を
シビアに追及しないといけない、
だけどコストに厳しい
軽自動車だから低価格も求められる。
だからコストと性能の両立で
軽自動車用は大変なんです・・・と。
普通車に比べてお手軽に
感じてしまいがちな軽自動車ですが
実はかなり過酷な環境に
さらされているということを
あなたが少し意識をするだけでも
トラブルや不具合から
回避できると思います^^
軽自動車の中古を買ったら
これらの事に注意するだけでなく
中古車を買う前には少なくとも
お目当てのクルマのボンネットを開け
オイルフィラーキャップを外して
エンジン内部にヘドロのような
汚れが堆積していないかどうか
チェックしておくべきです。

どんなに走行距離が少なくても
オイル交換をサボっていた車なら
とんでもない状況になってますし
そんな軽の中古をつかんだら
あとで大きな修理代が発生する
リスクがあなたに・・・
お目当ての軽自動車の中古を
買ってから苦労しないためにも
どうぞご注意を・・・!!
⇒こちらも注意:軽自動車の中古を買うときに「損」しないために

軽の中古を買ったら注意したい
ポイントのお話しをしましたが
あなたも軽自動車を
中古で狙っているなら
下取り額を信用しちゃダメ
っていうのにも注意です。
いま乗っているクルマを
下取りしてもらうなら
提示された下取り額、買い取り額を
鵜呑みにすると損をする危険性が
あります!
実際自分でもあったのが・・・
【事例:①】

- 12年乗って13万㎞のホンダのスポーツセダン
- 中古車屋の下取り提示額⇒10年超えてるから値段がつきません
- ネットの一括査定で相場チェック⇒40~50万
【事例:②】

- 10年落ちだけど3万㎞のBMWM3
- 中古車屋の下取り提示額⇒340万が精いっぱいです・・・
- ネットの一括査定で相場チェック⇒400万
いや、ホント最初の事例に挙げた
「10年超えてるから値段がつかない」
って言われたのはすごく記憶に残ってて
クルマを見もせずにバッサリでしたから(泣)
でもそんなことないと思って
ネットの一括査定でホントに価値がないか
確認したら40~50万じゃないですか!
だけど「値段つかない」って言われて
良かったのかもしれません。
自分の中では12年も乗って13万㎞だから
20万ぐらいの下取り額になればいいかな
なんて思ってたから
「25万で下取れますよ♪」
って言われてたら一括査定で
相場を確認することもなくそのまま
手放してたかもしれません・・・
この時は結局45万で売れました^^
だからあなたも軽を
中古で狙っているなら
いま乗っているクルマに
どれぐらいの価値があるか
相場を確認するのがおススメです。
1~2分の入力で10万円トクするか、
それとも50万円もトクをするか。
はたまた自分の思い込みのせいで
後になって悔しい思いをするのか。
それはあなた次第です・・・!
下取り価格が高ければ
毎月のローンを1万も2万も
安くするのも夢じゃありませんし、
お目当ての軽自動車の
購入予定を前倒しすることだって
出来ちゃいますしね^^
まずはあなたも愛車の価値、
確認してみてはいかがでしょうか!?
愛車を一括査定に依頼してみる
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