グランツーリスモスポーツの
メンテナンスにともない
代車に用意してもらえたのが
アバルト595コンペティチオーネ!
4本出しのマフラーといい
エアロのついたバンパーや
ブレンボの対向ブレーキといい
コンペティツィオーネの
名に恥じないオーラを放つ
アバルト595!
ブレーキローターも本格的・・・^^
今回はこのアバルト595を
限られた時間での試乗ではなく
日常生活の中で乗ってみた感想を
レポートしたいと思います!
①運転席の環境は?
まずは運転席。
サイドが張り出した
セミバケットシートが
見た目の良さだけでなく
しっかりとしたサポートを
約束してくれます・・・!
座面もやわらかさは皆無で
最初座った瞬間「!」ってなるくらい
クッション性ゼロで木の板の上に
座ったのかと思ったほどにハード。
アバルト595のセミバケットは
このように硬派で固いシートですが
座った瞬間に「カタっ!」
と思うくらいで座ってしまえば
その固さも不快ではなくなって
逆に長距離で腰も痛くならず快適。
よく見るとこのバケットシート
「サベルト製」なのかな?
インテリアに関して言えば
これまでのイタリア車で不可避だった
ボタン類がベタベタになってしまう
「内装のベタつき」の心配は
アバルト595では発生しなさそう。
ボタン類の表面が硬い
プラスチックになっているから
これなら年数たっても大丈夫なはず。
今回お借りしたアバルト595は
セミATの右ハンドル車だけど
特に右ハンドルだからといった
変に体をねじって座らされるような
こともなくいたってフツー。
左足の置き場がちょっと狭いくらいで
慣れてしまえば問題ないレベル^^
いたるところに「595」と「サソリマーク」が♪
②後部座席やトランクスペースは?
このボディサイズでよくやった!
そう褒めてあげたくなるくらい
アバルト595、想像以上に広いです。
私の身長は172㎝の中肉中背、
後ろの席に座ってみると
足をまっすぐにするとヒザが
前席の背面にあたってしまうが、
ヒザを開いて座れば
けっこう余裕があり全く問題なし!
足元は思いのほか広く
想定の範囲外だったけど、
ただちょっと気になったのは
頭のスペースは意外とない。
胴より足が長い方(と、信じている)だけど
髪の毛が天井にタッチして
静電気でモサモサ逆立つのが
気になって仕方ない・・・
上の写真のように
青い丸の所までは天井が高いけど
ちょうど頭がくる場所である
赤い丸の所で天井が低くなってるから
髪の毛がタッチしてしまって・・・
だから170㎝以上の人だと
後部座席はつらいかもしれないけど
それより小柄なら問題ないかも。
次はラゲッジスペース。
これもこの小さなボディサイズで
よくここまでのトランクスペースを
生み出したもんだと感心!
トノカバーのとこにもコンペティチオーネの刺繍が!
けっこう深さと高さもあるし
奥行だってそこそこあるから
スーパーに買い物に行っても
けっこうな荷物が積める^^
かなり実用性高しです・・・!
これだけの後部座席と
トランクスペースがあれば
アバルト595の1台体制でも
十分いけるんじゃないかと!!
③セミオートマやエンジンのフィールは?
ABARTH by BMC Air Filterってステッカーが!
まずアバルト595を借りて
最初に感じたのは・・・
脚、引き締まってんな~
ってこと。
男前なセミバケとともに
乗り味は硬くハードだけど
変に突っ張った感じはないから
不快ではない気持ちのいい硬さ。
エンジンの方はというと
良くできたNAエンジンみたいで
レスポンスもいいし
エンジンの回転にあわせて
高まっていく感じも気持ち良し!
高速道路で巡航してる時にも
パーシャルからグッと踏むと
間髪入れずに加速して
1.4Lの小排気量とは思えない
パワー感で加速していくし^^
以前、ベンツA180の
1.6Lターボを代車で借りた時は
低回転からグワッとした
加速はあれどその後は頭打ちな感じで
無機質なフィールを感じたけど
アバルト595はやっぱり
イタ車だからなのか
上まで回して没入するような
気持ちのいいフィールと
体感的に速いと感じさせてくれる
フィールがなんともいえない^^
ただ、排気音は・・・
正直、軽トラみたいな感じで
あんまり音で云々はないかな~・・・
このサウンドだけはちょっと・・・
次にセミオートマの方というと
いやぁよくできてるな~という感じ。
なんかE92 M3のDCTの時みたいに
タイミングとかアクセル開度とか
考えずにシフトアップしても
滑らかにショックもなく
シフトアップしていってくれる。
グランツーリスモのMCシフトも
アバルト595のセミATと同じく
シングルクラッチタイプだけど
グランツのMCシフトは
滑らかにシフトアップするために
アクセルの開度やタイミングを考えて
パドルを引いて滑らかに変速したり
バツんとショックがでたりで
いまはうまくいったな~とか
ちょっとタイミング悪かったな~とか
思いながら運転してるけれど
アバルト595のセミオートマは
DCTミッションみたいに
タイミングも何も考えずに
パドル引いてシフトアップしても
気になるショックもなく
スルンと変速してくれるから
非常にラクチン^^
渋滞のノロノロ走行も
特にこれといった気になる点もなく
フツーにノロノロできるのも助かる。
ただ1点気になると言えば
自動シフトダウンで1速に落ちる時に
「ゴツン」みたいな音と
ショックが出ることがあって
心配になることくらいか。
マセラティのMCシフトは
自動シフトダウンで1速に
落とすときは止まる直前、
スピードが4㎞/h以下と
落ち切ってる時に自動で1速に
シフトダウンしているけれど
アバルト595の場合は
10~13㎞/hぐらいと
マセラティに比べて
まだちょっとスピードが出てるうちに
自動で1速に落としているからか
時々うまくブリッピングしないで
ゴツンとメカに負担がかかりそうな
変速ショックと音が出ることが。
このことが気になったくらいで
後はホントにラクチンな
シングルクラッチのセミオートマ。
これだけの出来映えなら
たまに奥さんが乗るなんていう
場面でも問題ないんじゃないか。
いやはや、ここまで進化したのかと
感心してしまいました・・・
~~~~~~~~~~~~~~
今回、アバルト595を借りて
日常生活の中で使った感想としては
人も乗れて、荷物も積めて、
速いし、気持ちいいし、
乗って楽しめて、見て楽しめるという
なかなかありそうでないキャラ。
満足度の高い1台でクルマ好きなら
きっと共感できるはずです^^
ただこのアバルト595、
欲しい人が狙い撃ちで
買いにくるような車だから
販売サイドもかなり強気だそうです。
今回のアバルト595を貸してくれた
ディーラーの担当者も話の中で
会議で営業マンが集まると
「アバルト595は誰でも売れる」
「在庫があればすぐ売れる」
なんて話が出るそうで。
だから値引き交渉しても
まず相手にされないような状況ですし
「これは!」と思うような
アバルト595の中古車を見つけたら
早めに決断しないと
すぐに売れてしまう可能性があるので
すぐに行動するのがいいかもです!
こちらも注意:アバルト595の中古を買うときに「損」しないために
アバルト595を日常使いした
試乗レポートのお話しをしましたが
あなたもアバルト595を
中古で狙っているなら
下取り額を信用しちゃダメ
っていうのにも注意です。
いま乗っているクルマを
下取りしてもらうなら
提示された下取り額、買い取り額を
鵜呑みにすると損をする危険性が
あります!
実際自分でもあったのが・・・
- 12年乗って13万㎞のホンダのスポーツセダン
- 中古車屋の下取り提示額⇒10年超えてるから値段がつきません
- ネットの一括査定で相場チェック⇒40~50万
- 10年落ちだけど3万㎞のBMWM3
- 中古車屋の下取り提示額⇒340万が精いっぱいです・・・
- ネットの一括査定で相場チェック⇒400万
いや、ホント最初の事例に挙げた
「10年超えてるから値段がつかない」
って言われたのはすごく記憶に残ってて
クルマを見もせずにバッサリでしたから(泣)
でもそんなことないと思って
ネットの一括査定でホントに価値がないか
確認したら40~50万じゃないですか!
だけど「値段つかない」って言われて
良かったのかもしれません。
自分の中では12年も乗って13万㎞だから
20万ぐらいの下取り額になればいいかな
なんて思ってたから
「25万で下取れますよ♪」
って言われてたら一括査定で
相場を確認することもなくそのまま
手放してたかもしれません・・・
この時は結局45万で売れました^^
だからあなたもアバルト595を
中古で狙っているなら
いま乗っているクルマに
どれぐらいの価値があるか
相場を確認するのがおススメです。
1~2分の入力で10万円トクするか、
それとも50万円もトクをするか。
はたまた自分の思い込みのせいで
後になって悔しい思いをするのか。
それはあなた次第です・・・!
下取り価格が高ければ
毎月のローンを1万も2万も
安くするのも夢じゃありませんし、
お目当てのアバルト595の
購入予定を前倒しすることだって
出来ちゃいますしね^^
まずはあなたも愛車の価値、
確認してみてはいかがでしょうか!?
愛車を一括査定に依頼してみる
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