ジウジアーロデザインの
美しさとたくましさが融合した
異彩を放つデザインが魅力的な
イタリアンスポーツ・・・
マセラティグランスポーツ！
現在のグランツーリスモスポーツの
セミオートマMCシフトに乗り換え
もうすぐ半年。
元々グランスポーツにも
興味はあったけれど
維持を考えるとなかなか
これといった個体が無かったのが
クラッチ、カンビオポンプ、
エンジンマウント交換後
まだ500㎞程度、
ECU、シフトコンピューター、
触媒・リヤマフラーまでも
交換された個体がでたので
買い替えも視野に入れ試乗。
グランツーリスモスポーツ
2013年式のMCシフトと
2006年式グランスポーツを
比較してみたいと思います。
まずは室内の居住性。
マセラティグランスポーツ、
グランツーリスモに比べ
高さで6㎝も低いので
けっこう狭いのかと思いきや
シートに腰かけてみると
頭上のスペースも十分で
身長172㎝の自分では髪の毛が
天井に触れてることもない。
助手席に座ってみても
足元のスペースは
グランツーリスモよりも
奥行きがある感じがして
窮屈感が少ない感じであります。
後部座席はどうか。
グランツーリスモに比べて
全長で約40㎝も短く、
ホイールベースは約30㎝短い
マセラティグランスポーツ。
しかし後席も頭上に圧迫感もなく
膝の部分も前の席にぶつからず
拳一個は余裕で入るスペースが。
ちょっと背もたれは立ち気味だが
それ以外はフツーに大人が座れ
長距離も問題はなさそう。
そのコンパクトなサイズからは
想像できないほどまともな空間で
実用性もしっかりあると思うし
非常に優秀ではないでしょうか＾＾
さて、次は試乗。
まずエンジンをかけると
グランツーリスモスポーツは
「ファンっ！」
と、盛大に叫んで
けっこうな音量でありますが
グランスポーツはその
「ファンっ」て叫びがないから
購入後も「ご近所に気を使う率」が
少なく済みそうな感じかな・・・
と思いきや、
困ったのは音量ではなく「音質」。
4.2リッターV8の
グランスポーツやクーペは
冷間時のアイドリング時には
特にズオ～ンって感じの
腹に響くようなドイツ車的な
コモリ系の低音が響くので
音量はグランツーリスモに比べ
小さ目であってもこの低音の響きは
家の中にいる人からすると
非常に不快なコモリ音だと思うので
やはりご近所さんに気を使いそう・・・
気を取り直して試乗をスタート！
走り始めてまず感じたのは
思いのほか乗り心地がいい＾＾
純正車高調でいい感じに
ローダウンされているが
スポーツモードにしても
ツッパリ感や突き上げ感もなく
グランツーリスモスポーツに比べ
乗り心地がよく優しい風合い。
次にセミオートマの
カンビオコルサはどうか。
DMSやシフトECUも入ってるからか
グランツーリスモスポーツの
MCシフトと比べても遜色なし。
場面によってはそれよりいいかも！
以前乗っていたグランツーリスモS、
グランツーリスモスポーツ共に
発進時や変速時にクラッチが
ミートされる感覚が色濃く
伝えられるのに対して
このコンピューターチューンされた
グランスポーツはその感覚が
「いい意味で希薄」。
1速から2速にシフトアップする際も
タイミングも考えずにやっても
スルンと変速してくれるし
赤信号で減速する際の
自動シフトダウンも、
走行中のシフトダウンも上手＾＾
グランツーリスモスポーツは
この自動シフトダウンの時や
走行中のシフトダウンも
タイミングによっては
けっこうエンジンが
前後に揺れる感じがあって
ちょっと下手に感じることも。
※まだ走行距離は１万㎞程度なので
エンジンマウントとかミッションマウントとか
劣化してないはずなんだけどな～・・・
その点このグランスポーツは
これまたスルンと変速してくれて
お上手で拍手もの。
シフトは上手なグランスポーツだが
走行中の音、サウンドはどうか。
音に関しては個人的な感想としては
グランツーリスモスポーツの圧勝。
グランツーリスモスポーツは
前方と後方からのサラウンドがかった
響きのある音が走行中常に支配し
「車全体から」音がでてる感じだが
一方のグランスポーツは
遠くで鳴ってる感じで
後方からマフラーの音が遠くからして
包み込まれるサラウンド感はない。
この動画は車外から撮影していて
独特な響きのあるサウンドが
キレイに撮れていますが
この音、運転席で聞くのと
けっこう同じ感じです。
MCシフトのグランツーリスモSや
グランツーリスモスポーツを
運転している時は、
窓をちょっとでも開ければ
この動画のような響きのある音が
途端に車内に流れ込んできます。
ゆっくり流してる時でも
つねに包み込まれ気持ちいい。
このサラウンドの効いた響きが
グランスポーツの試乗の際には
感じられなかったのが残念。
シフトダウンの際も
グランツーリスモのセミATのように
「ファンっ」って叫ばないし。
この個体はフロントマフラーと
リヤマフラーを交換してあるから
センターまで交換したら
サウンドの印象は変わるのかな？
※マセ専門店の社長曰はく
エキマニまで交換しないとグランスポーツで
グランツーリスモの響きは出ないらしい。。。
パワーに関しては
いかにDMSのECUチューンで
パワーアップしてると言っても
やはりフルスロットルの際の
伸びやパワー感は4.7Lの
グランツーリスモスポーツに劣る。
しかし。
低速のトルク感に関しては
グランスポーツなかなかのもの。
4速だと思って走ってたら
インジゲーターを見ると5速。
回転数を見ると2000rpmで
グランツーリスモスポーツだと
5速でこのまま踏んでいくと
2tクラスの車重を感じさせるが
グランスポーツは5速でも
スッと前に出ていく軽やかさがあり
そういった柔軟性のある特性が
街中での走りはラクチンです＾＾
さて、グランスポーツの
試乗を終えて感じたことは
グランツーリスモとは異なる
魅力のあるものだな～と。
巨匠ジウジアーロの描いた
美しく優雅で風化しないデザイン
コンピューターチューンによる
滑らかで速いシフトフィール。
街中で扱いやすいサイズ感に
しっかりとした居住性と室内の広さ。
メンテもしっかりされてたみたいだし
クラッチなども交換されたばかりで
一通りのカスタムもされた
このグランスポーツはお買い得かも。
これは要検討です・・・！！
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なんていわれたら
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３５万円も損することに
なってしまいます！！
この「自分のクルマの価値を知る」
ということはとても大切なことなので
覚えておくといいと思います＾＾
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☆Ｄ社⇒１００万！（いいんですか？！）
いやぁ～、自分では３０万円と
思っていた車がこんな価値があるとは
・・・と、
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